箕輪初心:生方▲草津100ー番外編『43マーシャル教授』『44ディヴァバーズ教授』

・明治6年(1873)フランス人「デシャルム大尉」が草津を訪問した。
 レオン・デシャルム(『青い目の旅人たち』みやま文庫 1984P171)
明治8年(1875)7月フランス人「マーシャル教授」と「ディヴァバー
  ズ教授」と「アトキンソン教授」がデシャルム大尉の予備調査
  を受け草津を訪問した。一井に宿泊した。
  「マーシャル教授」の目的は硫化水素H2Sの分析であった。
マーシャル教授は 「江戸から 京都への旅行記」の中で草津温泉
の湯治の様子「行ってみると最初に湯の中に木製の厚 板を入れ湯を
動かす。そして頭を 洗い身体に湯を流し、湯気の中に すわり、着
物を着用し、両足に足袋をはく、そしてその後浴槽に入る。」
 (「マーシャル教授」今井貞三郎文責『青い目の旅人たち』
  みやま文庫1984P199) と書いた。
 
画像

  (左が一井ホテル)





◆「マーシャル教授」の 「江戸から 京都への旅行記」の中で
 「草津紀行」を著した。


・????「マーシャル教授」と「ディヴァバーズ教授」が工部
  大学校(東大工科大学)の化学教師として招かれた。

明治8年(1875)フランス人「マーシャル教授」と「ディヴァバー
  ズ教授」と「アトキンソン教授」がデシャルム大尉の予備調査を
  受け草津を目指した。
  化学装置や試験液と持ってやって来た。
  「温泉成分の研究」が目的であった。
  デシャルム大尉」は自分の行けなかったコースを行かせた
  ようである。


「マーシャル教授」の日記*******************
7月?日としたが、日付が書かれていない。
コース          
7月?日 江戸⇒(中山道)→桶川泊か?

7月?日 桶川⇒本庄泊か?

7月?日 本庄⇒・・高崎
 「高崎は絹の取引と上州における上位の大きな市場にて、江戸より
  63哩(23里)ある。乗り物で1日くるっと回ってみた。
  ここは江戸のように平坦ではなく、気候は甚だ暖かく、2度
  人力車に乗ってみた。
・・・碓氷川は峠の方から流れてくる。舟橋で渡った。
 安中…「落ちぶれた町で、城下町を形成していた。」
 松井田…「松井田に近づくにつれ、妙義山や碓氷川の景観が
    素晴らしい。・・・ 松井田泊か?
   ・・・2日間、・・・
7月?日 妙義山登山
7月?日 松井田には本陣があり、親切で、屋敷が大きく、運送会社を
     持っていた。ここには、貸し人足や馬がいた。・・・
     徒歩は困難で、・・・
     「横川からの景色はよく、中霧山、百合若大臣、射貫山と
     言っている。・・・」
     ★臼井小の先の足かけ石があり、百合若大臣が弓で
      裏妙義の山を射貫いたという伝説である。

     「坂本を過ぎ、碓氷峠を越える。」7哩(2里31町=10km)
      もの山の中を峠にて・・・
      最初の村は軽井沢と呼ばれている。・・・
     信州になり、・・・
     霧積の岩を注意深く見た。
      軽井沢は・・・浅間山に登っていくために用意されている。
   沓掛泊
 7月?日 「沓掛で朝になるのを待ち受ける。・・・」
      「・・・御嶽のみ見えた。・・・
       馬上からの楽しみは・・・・カッコウのなき声であった。
       ・・・
       浅間も眺望はなかなかよく、・・・植物も多い。
        標高は7000しゃく?もあり、粗雑の草が生えている。
       上の方にある特有の灰色の溶岩や・・・夥しい火山の
       噴出物である。
       500しゃくほどの地点に古い火口を見つけた。
       95年ほど前のもので、48ヶ村を破壊してしまい、
       今は再建されていない。
私は・・昆虫の生活を見つけた。
       新しく活動している火口は巨大な穴で、直径は見た目の
       見当で600しゃくをくだらない。
       ・・・・煙霧を調べると、・・・・最高は73℃であった。
       
       下り始めると雲行きが妖しくなった。雨に降られ、雷も
       なって始めた。運の悪いことに、案内人が踏み跡を見失
       った。極めて危険な状態になった。時間いっぱいまで
       彷徨った。我々の馬は1哩半ほど歩き、「分去の茶屋」に
       たどり着いた。そこでn着替えをした。
       我々は一夜の眠りについた。

7月?日 明くる日、狩宿新田(応桑=源頼朝が狩りをした場所)に向けて
     出発した。・・・(略)・・・・
     我々は大笹(関所があり、高野長英が泊まった栃原家もある。)
     と呼ばれる村に着いた。
    (主人の話…4月8日、女達は浅間の登る。・・・
     5年程前に火口がうなり、・・・・煙霧が下ってきた。
     巨大であった。風は火山の砂のほこりを運んできた。
   ・・・・
7月?日   大笹より草津へと乗っていく。
私妻川(吾妻川)の渓谷の流れを旅した。
    ・・・・
    草津着
 草津についてはデシャルム大尉により報告されている。
私はこれに補足して記録することにする。
     ・・・・・
     ・・・・・
     4個の主だった湯槽が村の中央にある。・・・梅毒に効く。
   ・
    最初に湯の中に木製の厚板を入れ、湯を揺れ動かす。
     (★「湯もみ」の説明)
     そして、頭を洗い、身体に湯を流し、湯気の中に座り、
    着物を着用し、両足に足袋をはく。そして、その後浴槽に
    入る。
    摂氏52℃になるまで揉まなければならない。
    ・・・・・
    (もぐさの説明・・・)
    最高温度は摂氏63度、もみ上げた蒸気63℃、・・・

    我々は一井と言われる湯に投宿することにした。温度は
    43℃~5℃。・・・ヨーロッパ人の旅行者はここにくること
    を夢見ていた。

   一井屋より1哩(1km)ほどの所に「源泉があり、多くの所に
   供給される。それは、西の河原で、それらの岩については、
  デシャルム大尉により記述されている。
   ・・・・・

7月?日 我々は草津峠または渋峠と呼ばれる山の峠を越えていく。
    我々は牛のみ借りてこの峠を越える。何故なら、土民が
    言うには、馬で行くのはきついとのこと。
   ・・・草津より1哩半(6km)ほどで常布の滝に突き当たった。
   ・・・目測で100しゃく(100m)はあろう。
  岩をすっかりおおい鉄の酸化物を伴って樹木にぶつかって落ちてくる。

   間もなく白根山を後にした。興味ある山で鉄の酸化物に覆われていた。
   それは全く裸であったのを眺めた。この山は硫黄、アルミを含んだ
   水を流し、・・道路を横切っていた。「毒水」を注意書きがあった。
   ・・・水はあたたかく、強烈なアルミを味わった。ここを午前10
   時に通過した。
   浅間山、白根山、そして近隣の国々の大眺望が見えた。
   また比類なき冨士が水平線上にそびえ立っている。
   峠や白根山や浅間山に雪があった。
  ・・・・・
   横手山の中腹をまわっていく。信州の東側の山でしばらくして
   頂上につく。
   もう一つの方に行くと、善光寺で我々は明日到着する。
   下っていくと川中島と呼ばれる美しい平地になる。日本の物語では
   しんげんとけんしんという2人の英雄の大きな合戦が行われたそうで
   ある。・・・・
   草津から渋への道は7哩あった。
   ・・・(後略)
 



『草津に歩みし100人』のブログ一覧**************

◆1)草津温泉・・・・20回以上?
◆◆ 箕輪初心▲草津白根山&蟷螂の湯 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201107/article_4.html

箕輪初心◆2014スキー№9【草津】& 『草津温泉:望雲』
http://53922401.at.webry.info/201402/article_13.html

箕輪初心▲群馬:日本百名山:草津白根山&草津温泉
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箕輪初心▲群馬百名山②№26~50草津白根山・皇海山など
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箕輪初心■群馬草津の松尾芭蕉句碑:ゴリラ50ccでGo
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箕輪初心■プラドでGo【群馬の4湯巡り】 
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箕輪初心:生方▲2018スキー№7『草津コース動画&昼食:月乃井
&温泉:山本館』
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●草津温泉に来た有名人シリーズ*****************
★説明がちがっているかもしれません。
 巴御前と静御前を勘違いしています。










箕輪初心:生方▲『草津温泉に歩みし百人』①「日本武尊:開湯伝説」
http://53922401.at.webry.info/201709/article_23.html

箕輪初心:生方▲『草津に歩みし100人』②「行基:開湯伝説」
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箕輪初心:生方▲『草津に歩みし100人』③「源頼朝:開湯伝説」
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箕輪初心:生方▲『草津に歩みし100人』④木曾義仲・⑤巴御前
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箕輪初心:生方▲『草津に歩みし100人』⑥蓮如と番外編「孫:顕如」
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箕輪初心:生方▲『草津に歩みし100人』「番外編:堯恵」
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箕輪初心:生方▲草津100人『№16(近衛晴嗣→前嗣→前久→)近衛龍山
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:豊臣秀次の饗応役
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箕輪初心:生方▲草津温泉100人№20『真田幸繁親戚:大谷吉継
とハンセン氏病療養』
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箕輪初心:生方▲草津100人ー35『清河八郎』:将軍を守る浪士隊⇒尊皇攘夷論者
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箕輪初心:生方▲草津100-36『平沢旭山』:漢学者・国学者
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箕輪初心:生方▲草津100ー40番外編『鈴木牧之』:「北越雪譜」著者
http://53922401.at.webry.info/201804/article_19.html


●明治時代****************************
箕輪初心:生方▲草津100ー41『尾崎行雄:咢堂(がくどう)』:憲政の神様
M5、S15

箕輪初心:生方▲草津100ー42番外編『デシャルム大尉』フランス軍人:M6
http://53922401.at.webry.info/201804/article_21.html

箕輪初心:生方▲草津100ー『37ベルツ博士と38ベルツ花』
と群馬の温泉 M12 ~度々
http://53922401.at.webry.info/201804/article_16.html

箕輪初心:生方▲草津100ー41『スクリバ』:ベルツと共同研究:M24
http://53922401.at.webry.info/201804/article_20.html











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