箕輪初心:生方▲海外23【ネパール9日間】③世界遺産:チトワン
平成27年(2015)4月25日(土)ネパール中部を震源とする
M7.8の大地震が起こった。映像では、行ったことのある場所が
崩壊していた。5月7日現在、「ネパール内務省は7日、大地
震による国内の死者数が7802人になったと明らかにした。
近隣国を含めた死者数は7900人を超えた。ネパール当局は
被災者の捜索を続けているが、外国救助チームは徐々に帰国。
(日本も帰国)被害の全容判明は、当面難しそうだ。」と報道さ
れた。17年前のネパールの世界遺産:チトワン国立公園の思
い出を掲載してみた。
箕輪初心:生方▲海外№23【ネパ-ル9日間】①世界遺産:カトマンズ
http://53922401.at.webry.info/201505/article_6.html
箕輪初心:生方▲海外23【ネパール9日間】②トレッキング2泊3日
https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newsedit.do
【5】平成10年12月29日(火)
★2泊3日のトレッキングが無事終了した。
15:30 ポカラ ホライズン・H
中ちゃん、大殊勲.。
39$➡20$(一人10$)に交渉 ☞立派。
16:00 ホライズン・H 30?号室
北窓はマチャプチュレの額縁
☞いい部屋じゃ、ありませんか。
風呂・・・・あったか-いシャワ-。
★初めての湯で、うれしい。
・「中ちゃん、どんな形でも、チトワンに行かないと心残りが
するから、悪いけど行かせてくれ。せっかく、2人で来
てるのに、別々なのも変だけど。」
「いいよ。じゃあ。明後日、ホテルで逢いましょう。」
別行動になった。
「よしっ。バスだけ予約だ。」
1、バス(ポカラ➡ソウラハ) 1泊2日で1人・・・・95$
2、ソウラハのホテルの迎え 1泊2日で車なら165$
3、ホテル
4、食物・飲み物(酒は除く)
(バス280×2、ホテル500、食物500、入園1000、見物500)
5、アクティビティ 個人で行っても3000Rくらいか。
・カヌ-・ジ-プ・
・交渉が進む。20~30$の赤字だ。
・象・バ-ド・散歩等
・「中ちゃんに、聞いてみよう。」
6、バス(ソウラハ➡カトマンズ)
7、入園許可証
★中ちゃんもまさかのOK。一人90$。
16:20 車 約10㎞
・ペワ湖
・オ-ルドバザ-ル
・ビンドゥバシニ寺院
・ポカラ大学・・・・医学部のみ
・サランギの工場
・セティガンダギ川にかかる橋。
19:30 車代に800Rを払った。
19:40 夕食 【カフェ・CANCERTA】
{ワイン2、ネパ-ル料理} 358R
昔の名は、「アンナプルナ」
20:30 Tシャツの店
「さい」・「山」・・・ 250R×2
本屋・・・・絵はがき10R×10
大写真80R・地図60R
21:30 ホライズン・H
23:30 30?号室で就寝。
ZUZUzuzu・・・・
【6】平成10年12月30日(水)
06:00 ・起床
06:05 朝食
チェックアウト 1492R
06:40 カトマンズ行もチトワン行も来ない。
08:30 ポカラ出発 結局、2時間遅れだ。
・ずっと、霧であった。
・バスはトヨタの車だが、ぼろい。
窓も自然に開いてしまうので寒い。
09:00 ドライブイン 朝食 (コ-ヒ-・野菜バ-ガ-)
09:25 太陽が顔を見せ始めた。
ムグリン➡ド-ムレ
・バスは渓谷にさしかかった。
水の色が淡い緑色だった。
★四国の大歩危に似ていた。
・ラフティングのボ-トとテントが見えた。
・道の真ん中だけ舗装されている。
右は100m~ 30mの崖。
1mおきにある高さ30㎝位のガ-ドがなければ、恐い。
★転落すれば、死ねるな。
・さとうきび・バナナ・さといも
11:45 ナラヤンガ-ト
大きな商業の中継都市だ。
タデイバザ-ル
もう6kmだ。
12:00 チトワン国立公園の入り口駐車場
・客引きが集まっている。
「ロッジはまだか?」
「車、5R」
・荷物をもって、橋を渡った。
長さ50m・幅2m位の橋だ。
川では、村の女達が体を洗っていた。
・30台以上のジ-プが待機していた。
・汚いジ-プで、村に行く。
ガソリンもポリ容器から燃料補給。
・小学校の庭で、子供たちが座って勉強をしていた。
こっちを見てにこっ?
12:15 ソウラハ村
R:タイガ-・ワイルドライフ
8号室:2つのベッド。かや付き。
水と便所が怪しい。
☞ロッジを選べないから、いやだったんだよね
・プランニングの交渉
30日はランチ、カヌ-・ディナ-
31日はエレファントトレック
13:45 昼食【 】
{ティ-・ス-プ・マカロニキャベチのカレ-味}
ここにも俺はチトワン1のガイドと自慢する男がいた。
日本・英語のチトワン地図をみせれば、まちがったホテルを
教えるしよ。
【チトワン国立公園&中央ネパ-ルのタライ平原の情報】
ネパールは標高8000m級の山群からカトマンドゥ盆地(1300~
1400m)を経てタライ平原へと続く。亜熱帯のジャングルには多種類
の野生動物が生息している。チトワン国立公園は東西80km、南北
25kmに及ぶ広大な地域をネパール政府が保護している。
1984年にはユネスコ世界自然遺産にも登録された。
★計画としては。
①エレファント・サファリ。
象に乗りながら平原を行く。
サイ、クジャクなどを見学する。
②ラプティー川リバーサファリ
カヌーで下り、ワニや鳥などを見る。
※チトワン国立公園
亜熱帯ジャングル・・ゾウ・トラ・サイ
マラリア(蚊から)
➡タル-族・タライ族
外国の援助・
イギリスの狩猟区
マラリアのため、イギリスは植民地にできなかった。
ジャングルの開拓
ジャングルの消滅・・・野性動物の激変
サイの保護区
↓・国立公園
ユネスコの世界遺産 マラリア撲滅
・哺乳類 43種
絶滅寸前のインドサイ・トラ・ワニ・淡水イルカ
・鳥類 450種(世界の10%)
・蛇 27種
(★地球の歩き方)
15:20
Ⅰ、ラプティ川(標高200m)カヌ-ツアー
丸太をくりぬいた舟には2タイプある。
1艘 5人乗り
2艘連結 15人乗り
我々は、厚さ2㎝の1艘だてに乗った。角張った底に動く
木製の座椅子がある。不安定な舟に不安を抱きながら。
水深は深い所では、2mだ。
・カワセミ・白鷺・・・・知らない水鳥
息を潜めて、動物を待つ。
舟が底をつく。がっがっがが・・・・・
「クロコダイル・ワニ」
体長5mくらいのワニだ。
「すげえ。」
2mのクロコダイルも砂の上にもいる。
15:40 砂地に上陸
16:00 船着場
*農民の苦しみは木材・飼料の採取禁止・野性動物の
侵入だ。
《村内散策》
・道を間違って、聞いたりした。
「ソウラハ村を熟知したね。」
17:30 繁華街
本屋と土産屋がガイドブックより増加。
Tシャツ屋 刺繍も値段も同じ。
18:30 タイガ- ワイルドライフ
夕食
{ビ-ル1、ロキシ-1・バイキング形式のネパ-ル料理}
20:00
Ⅱタル-族の民族舞踊
7曲・・・・両面の太鼓を中央に置き、太鼓のリズムをベ-スに、
1人あるいは、2人組、あるいは、前後の2人で踊る。
槍の長さの棒を使ったの速いテンポのマスゲ-ムみたいな
踊り、小刀型の棒でリズムを刻みながらするものなど
☞飽きが来ない
21:00 飲み屋【ネパ-ル・キッチン 】
{ビ-ル1、ロキシ-1、チキンのモモ}
・我々を連れていったくれたボ-イが酒を飲みたくて、
店を紹介してた。
★モモ(ぎょうざ)がおいしかった。
・新年の話 仏教だと5月
・偽ブランド・・・・YASIKA Mikkana
22:00 就寝 ZUZUzuzu・・・・
【7】平成10年12月31日(木)
ポタポタ・・・・目が覚めた。
「おお。さみい。」
ベッドで丸くなった。
★今日は雨か。ついねえな。
05:30 起床。まだ真っ暗。
外に出ると、霧が強い。
雨のような音は霧でたまった雫が落ちている音
だった。
06:00 6時。水がでない。
ずっと、蛇口を開けっ放しにしておこう。
今日は下痢気味。
ずっと、体調を維持しようと酒は控えてきたが。
06:30 霧の戸外に出た。
少し明るくなっていた。
使用人が
「ナマステ。ティ-を飲みますか。」
06:50 ジャンパ-を着込み、帽子と手袋を装着し、完全武装。
07:00
Ⅲ、エレフェント・トレック
昨日のボ-イが象乗り場に連れていった。
一頭の象が来る。
四角い箱のような座席の上にはタル-族の象使いが乗っ
ている。
07:15 象乗り場で、インド人4人が象に乗った。
ここには、もう1頭の鞍をつけていない象しかいない。
★早く乗りたい。あせる。
ゾウは「すわれ。」
と言われたらしく、象は静かに前脚を折り、続いて後ろ足を
たたんだ。そして、象使いは鞍を安定させながら、厳重に鞍
を固定・装着した。
結果的には、既にいた一頭の象に鞍を着けるのを見られるこ
とになった。
私は高さ4mほどある櫓の上に上がった。
象使いの命令で、象はお尻を向けて 櫓に近付いてきた。
さっそく、尻尾の上に足を踏み出し、乗り込んだ。
左前に座った。
「きったねえ。象のうんこが、ジャンパ-についたよう。」
象使いは、象の鼻をまるめさせると、鼻の上に立った。
すると、象は象使いを乗せたまま、鼻を持ちあげて、象使い
を頭の上に乗せた。
「うああ。」
左・右・左・右・・・・ぐらっと。
前に木の枠をしっかりつかむ。
ゾウは立ち上がった。
★まるで、巨大ロボットで出撃だ。
「さあ、出発だ。」
とばかり、のしのしと歩む。
★揺れが大きく、乗り心地は、極めて悪い。
食事の準備をしている村人を尻目にのっそりのっそり
歩いていく。
★ 俺達は一体何様なんだ。偉ぶっているブルジョアジ-
じゃないか。村人を見下して。と、いやな気分になった。
恥ずかしさのようなものかもしれない。
やがて、国立公園の入り口に着いた。
4頭の象が人を乗せて待期していた。
★「早く行ってくれ。動物が隠れちゃうよう。」と思った。
でも象使いは降りた。
象使いは公園事務所に入っていった。
入園許可を貰うのだ。
再び、象使いは巧みに耳をつかんで、象の鼻の自動エレベータ-
を利用して、頭に乗り、首にまたがった。
★鮮やかとしか、言いようがない。
颯爽と進む。
★気分は、「魔宮の伝説」のテ-マソングか、ワ-グナ-の
「葬送行進曲」だ。
★でも、昨日、カヌ-で下った川の手前までだろうと思うと、
象に乗って近くをお散歩という感は禁じえない。
★かつては一部の人間の利益・幸福のために森林開発・自然
破壊されていたのかもしれない。
★素晴らしい象使い民族を生きる道は、見せ物なのか。
自然に対峙し、自然に適応し、自然と調和し、自然と共生して
きた人々の末路か。これが、。」
・バリケ-ドの中の国立公園内に入る。
★「おい、象使い。先頭になってくれ。」
と願いつつ。
・最後尾を進む。
・狭い草原に出た。
「鹿がいる。」
の声に緊張感が増す。
霧の向こうに群れる鹿たちが見えた。
「孔雀がいる。あっち。」
と言う声が聞こえてきた。
・やがて、木の茂ったジャングルに入っていった。
木々の朝露で、結構濡れる。
象使いは50㎝位の棒で、象を操ったり、露を払ったり、
立ちはだかる木々をどけたりする。
★素晴らしい魔法の棒である。
・道らしき道がなくなった頃から、さ らに、本領発揮である。
コンコン・・・・こんな音が聞こえると、我々は気を使う。
我々のぶつかる範囲の危険な木だからだ。
私も、だるくなった左足で、木を押した。
★ジャッキ-・チェンになったつもりで。
コ-ス取りを指示する象使いと、際どいところで木々を
さけながら、コ-スを選んでいる。
★指示で方向転換したりする象のコンビネ-ションは見事。
感動、感動の連続である。
・再び、草原地帯に入る。明るくなった草原。
でも、辺りは春先の朝ぼらけか、麦わらを燃やした煙
=ガスだった。
・エレフェントグラスって大きいのは5mになる。
★象の尻が気になった。尻尾も裏はけつの穴。
そこに、ロ-プを回してあるのだ から、お尻の弱い
俺だったら完璧な痔だな。
「相撲の小錦のけつだ。」立派ですなあ。
・太陽のない世界の中で彷徨するちっぽけな人間たち。
幻想的な世界の中で、さらに、何かを求めて突き進む。
★森の中にいると言われていた動物は今は、休憩中なん
だろうか。 ?
モンキ-・トラ・さい・・・・・
・森の中を無作為に歩き回ろうとする。
★踏み着けた道を通らない時は、象の力強さに感動と覚えた。
自分の腕位ある木も前に立ちはだかろうものなら、自慢
の鼻に巻き付けて木を折る。
すごいパワ-だ。それにしても動くブルト-ザ-
はタフですね。
・草原に出た時は、偶然先頭だった。
孔雀だ。
近づくと、思いっきり羽を広げて飛んだ。
★これも、野性なのか。 一定の距離に入ると、離れよう
とするのだ。
・象使い達が5人揃って会話をしている。
・すぐにジャングルに入った。
「ギャ-ン・・・・ボォ-・・・・」
と、何かの動物の悲鳴が聞こえてきた。
・それまでは象は5頭とも一回も吠えなかった。
★何だろう。急に象使いが急ぐ。
「サイ?」
という声がした。
「何、サイがいるの?」
★みんなの殺気が伝わってくる。象使いが
「あそこだ。」
と棒で指示してくれる。
ガサガサ、ガサガサ と走っていく。
「あっ。サイがいる。」
象5頭はサイを取り囲むように陣取った。
★わかった。みんなで見られるようにするのと同時に、逃がさ
ないようにするためだ。初めて 隊を組む意図を知った。
・我々の象使いは5mにまで近づいた。
でも、サイは隙間から逃げ出し、50m程走った。
我々は、近くにきたサイに
「あそこだ。あっちだ。」
とそれぞれの言葉で叫んでいた。
再び、追いかけて5mの位置に近づいた。
しかし、葉が多くてよく見えなかった。
・5頭はリ-ダ-格の指示でサイを追いかけた。
★いじめられている奴をかまって、とことんいじめ
きる不思議な快感であった。人間って、やっぱり苛虐性があ
るんだ。かわいそうと思いつつ傍観者の気分である。
さらに、多少心のいたむゲ-ムは続く。
リ-ダ-格の象使いは指示を出したらしい。
★象の突進は、半端じゃない。
・身を委ねる。
★「あそこだあ。」
・8畳位のスペ-スに水飲み場だ。
(★無料画像)
・ サイの正面の頭と顔、横が見られた。
★満足だった。
(★無料画像)
09:15 太陽が顔を見せ始めた。
「95$、象のトレックでよかったねえ。」
09:30 ・2時間15分の「象のトレッキング」終了~~~~~~
★明日は?
M7.8の大地震が起こった。映像では、行ったことのある場所が
崩壊していた。5月7日現在、「ネパール内務省は7日、大地
震による国内の死者数が7802人になったと明らかにした。
近隣国を含めた死者数は7900人を超えた。ネパール当局は
被災者の捜索を続けているが、外国救助チームは徐々に帰国。
(日本も帰国)被害の全容判明は、当面難しそうだ。」と報道さ
れた。17年前のネパールの世界遺産:チトワン国立公園の思
い出を掲載してみた。
箕輪初心:生方▲海外№23【ネパ-ル9日間】①世界遺産:カトマンズ
http://53922401.at.webry.info/201505/article_6.html
箕輪初心:生方▲海外23【ネパール9日間】②トレッキング2泊3日
https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newsedit.do
【5】平成10年12月29日(火)
★2泊3日のトレッキングが無事終了した。
15:30 ポカラ ホライズン・H
中ちゃん、大殊勲.。
39$➡20$(一人10$)に交渉 ☞立派。
16:00 ホライズン・H 30?号室
北窓はマチャプチュレの額縁
☞いい部屋じゃ、ありませんか。
風呂・・・・あったか-いシャワ-。
★初めての湯で、うれしい。
・「中ちゃん、どんな形でも、チトワンに行かないと心残りが
するから、悪いけど行かせてくれ。せっかく、2人で来
てるのに、別々なのも変だけど。」
「いいよ。じゃあ。明後日、ホテルで逢いましょう。」
別行動になった。
「よしっ。バスだけ予約だ。」
1、バス(ポカラ➡ソウラハ) 1泊2日で1人・・・・95$
2、ソウラハのホテルの迎え 1泊2日で車なら165$
3、ホテル
4、食物・飲み物(酒は除く)
(バス280×2、ホテル500、食物500、入園1000、見物500)
5、アクティビティ 個人で行っても3000Rくらいか。
・カヌ-・ジ-プ・
・交渉が進む。20~30$の赤字だ。
・象・バ-ド・散歩等
・「中ちゃんに、聞いてみよう。」
6、バス(ソウラハ➡カトマンズ)
7、入園許可証
★中ちゃんもまさかのOK。一人90$。
16:20 車 約10㎞
・ペワ湖
・オ-ルドバザ-ル
・ビンドゥバシニ寺院
・ポカラ大学・・・・医学部のみ
・サランギの工場
・セティガンダギ川にかかる橋。
19:30 車代に800Rを払った。
19:40 夕食 【カフェ・CANCERTA】
{ワイン2、ネパ-ル料理} 358R
昔の名は、「アンナプルナ」
20:30 Tシャツの店
「さい」・「山」・・・ 250R×2
本屋・・・・絵はがき10R×10
大写真80R・地図60R
21:30 ホライズン・H
23:30 30?号室で就寝。
ZUZUzuzu・・・・
【6】平成10年12月30日(水)
06:00 ・起床
06:05 朝食
チェックアウト 1492R
06:40 カトマンズ行もチトワン行も来ない。
08:30 ポカラ出発 結局、2時間遅れだ。
・ずっと、霧であった。
・バスはトヨタの車だが、ぼろい。
窓も自然に開いてしまうので寒い。
09:00 ドライブイン 朝食 (コ-ヒ-・野菜バ-ガ-)
09:25 太陽が顔を見せ始めた。
ムグリン➡ド-ムレ
・バスは渓谷にさしかかった。
水の色が淡い緑色だった。
★四国の大歩危に似ていた。
・ラフティングのボ-トとテントが見えた。
・道の真ん中だけ舗装されている。
右は100m~ 30mの崖。
1mおきにある高さ30㎝位のガ-ドがなければ、恐い。
★転落すれば、死ねるな。
・さとうきび・バナナ・さといも
11:45 ナラヤンガ-ト
大きな商業の中継都市だ。
タデイバザ-ル
もう6kmだ。
12:00 チトワン国立公園の入り口駐車場
・客引きが集まっている。
「ロッジはまだか?」
「車、5R」
・荷物をもって、橋を渡った。
長さ50m・幅2m位の橋だ。
川では、村の女達が体を洗っていた。
・30台以上のジ-プが待機していた。
・汚いジ-プで、村に行く。
ガソリンもポリ容器から燃料補給。
・小学校の庭で、子供たちが座って勉強をしていた。
こっちを見てにこっ?
12:15 ソウラハ村
R:タイガ-・ワイルドライフ
8号室:2つのベッド。かや付き。
水と便所が怪しい。
☞ロッジを選べないから、いやだったんだよね
・プランニングの交渉
30日はランチ、カヌ-・ディナ-
31日はエレファントトレック
13:45 昼食【 】
{ティ-・ス-プ・マカロニキャベチのカレ-味}
ここにも俺はチトワン1のガイドと自慢する男がいた。
日本・英語のチトワン地図をみせれば、まちがったホテルを
教えるしよ。
【チトワン国立公園&中央ネパ-ルのタライ平原の情報】
ネパールは標高8000m級の山群からカトマンドゥ盆地(1300~
1400m)を経てタライ平原へと続く。亜熱帯のジャングルには多種類
の野生動物が生息している。チトワン国立公園は東西80km、南北
25kmに及ぶ広大な地域をネパール政府が保護している。
1984年にはユネスコ世界自然遺産にも登録された。
★計画としては。
①エレファント・サファリ。
象に乗りながら平原を行く。
サイ、クジャクなどを見学する。
②ラプティー川リバーサファリ
カヌーで下り、ワニや鳥などを見る。
※チトワン国立公園
亜熱帯ジャングル・・ゾウ・トラ・サイ
マラリア(蚊から)
➡タル-族・タライ族
外国の援助・
イギリスの狩猟区
マラリアのため、イギリスは植民地にできなかった。
ジャングルの開拓
ジャングルの消滅・・・野性動物の激変
サイの保護区
↓・国立公園
ユネスコの世界遺産 マラリア撲滅
・哺乳類 43種
絶滅寸前のインドサイ・トラ・ワニ・淡水イルカ
・鳥類 450種(世界の10%)
・蛇 27種
(★地球の歩き方)
15:20
Ⅰ、ラプティ川(標高200m)カヌ-ツアー
丸太をくりぬいた舟には2タイプある。
1艘 5人乗り
2艘連結 15人乗り
我々は、厚さ2㎝の1艘だてに乗った。角張った底に動く
木製の座椅子がある。不安定な舟に不安を抱きながら。
水深は深い所では、2mだ。
・カワセミ・白鷺・・・・知らない水鳥
息を潜めて、動物を待つ。
舟が底をつく。がっがっがが・・・・・
「クロコダイル・ワニ」
体長5mくらいのワニだ。
「すげえ。」
2mのクロコダイルも砂の上にもいる。
15:40 砂地に上陸
16:00 船着場
*農民の苦しみは木材・飼料の採取禁止・野性動物の
侵入だ。
《村内散策》
・道を間違って、聞いたりした。
「ソウラハ村を熟知したね。」
17:30 繁華街
本屋と土産屋がガイドブックより増加。
Tシャツ屋 刺繍も値段も同じ。
18:30 タイガ- ワイルドライフ
夕食
{ビ-ル1、ロキシ-1・バイキング形式のネパ-ル料理}
20:00
Ⅱタル-族の民族舞踊
7曲・・・・両面の太鼓を中央に置き、太鼓のリズムをベ-スに、
1人あるいは、2人組、あるいは、前後の2人で踊る。
槍の長さの棒を使ったの速いテンポのマスゲ-ムみたいな
踊り、小刀型の棒でリズムを刻みながらするものなど
☞飽きが来ない
21:00 飲み屋【ネパ-ル・キッチン 】
{ビ-ル1、ロキシ-1、チキンのモモ}
・我々を連れていったくれたボ-イが酒を飲みたくて、
店を紹介してた。
★モモ(ぎょうざ)がおいしかった。
・新年の話 仏教だと5月
・偽ブランド・・・・YASIKA Mikkana
22:00 就寝 ZUZUzuzu・・・・
【7】平成10年12月31日(木)
ポタポタ・・・・目が覚めた。
「おお。さみい。」
ベッドで丸くなった。
★今日は雨か。ついねえな。
05:30 起床。まだ真っ暗。
外に出ると、霧が強い。
雨のような音は霧でたまった雫が落ちている音
だった。
06:00 6時。水がでない。
ずっと、蛇口を開けっ放しにしておこう。
今日は下痢気味。
ずっと、体調を維持しようと酒は控えてきたが。
06:30 霧の戸外に出た。
少し明るくなっていた。
使用人が
「ナマステ。ティ-を飲みますか。」
06:50 ジャンパ-を着込み、帽子と手袋を装着し、完全武装。
07:00
Ⅲ、エレフェント・トレック
昨日のボ-イが象乗り場に連れていった。
一頭の象が来る。
四角い箱のような座席の上にはタル-族の象使いが乗っ
ている。
07:15 象乗り場で、インド人4人が象に乗った。
ここには、もう1頭の鞍をつけていない象しかいない。
★早く乗りたい。あせる。
ゾウは「すわれ。」
と言われたらしく、象は静かに前脚を折り、続いて後ろ足を
たたんだ。そして、象使いは鞍を安定させながら、厳重に鞍
を固定・装着した。
結果的には、既にいた一頭の象に鞍を着けるのを見られるこ
とになった。
私は高さ4mほどある櫓の上に上がった。
象使いの命令で、象はお尻を向けて 櫓に近付いてきた。
さっそく、尻尾の上に足を踏み出し、乗り込んだ。
左前に座った。
「きったねえ。象のうんこが、ジャンパ-についたよう。」
象使いは、象の鼻をまるめさせると、鼻の上に立った。
すると、象は象使いを乗せたまま、鼻を持ちあげて、象使い
を頭の上に乗せた。
「うああ。」
左・右・左・右・・・・ぐらっと。
前に木の枠をしっかりつかむ。
ゾウは立ち上がった。
★まるで、巨大ロボットで出撃だ。
「さあ、出発だ。」
とばかり、のしのしと歩む。
★揺れが大きく、乗り心地は、極めて悪い。
食事の準備をしている村人を尻目にのっそりのっそり
歩いていく。
★ 俺達は一体何様なんだ。偉ぶっているブルジョアジ-
じゃないか。村人を見下して。と、いやな気分になった。
恥ずかしさのようなものかもしれない。
やがて、国立公園の入り口に着いた。
4頭の象が人を乗せて待期していた。
★「早く行ってくれ。動物が隠れちゃうよう。」と思った。
でも象使いは降りた。
象使いは公園事務所に入っていった。
入園許可を貰うのだ。
再び、象使いは巧みに耳をつかんで、象の鼻の自動エレベータ-
を利用して、頭に乗り、首にまたがった。
★鮮やかとしか、言いようがない。
颯爽と進む。
★気分は、「魔宮の伝説」のテ-マソングか、ワ-グナ-の
「葬送行進曲」だ。
★でも、昨日、カヌ-で下った川の手前までだろうと思うと、
象に乗って近くをお散歩という感は禁じえない。
★かつては一部の人間の利益・幸福のために森林開発・自然
破壊されていたのかもしれない。
★素晴らしい象使い民族を生きる道は、見せ物なのか。
自然に対峙し、自然に適応し、自然と調和し、自然と共生して
きた人々の末路か。これが、。」
・バリケ-ドの中の国立公園内に入る。
★「おい、象使い。先頭になってくれ。」
と願いつつ。
・最後尾を進む。
・狭い草原に出た。
「鹿がいる。」
の声に緊張感が増す。
霧の向こうに群れる鹿たちが見えた。
「孔雀がいる。あっち。」
と言う声が聞こえてきた。
・やがて、木の茂ったジャングルに入っていった。
木々の朝露で、結構濡れる。
象使いは50㎝位の棒で、象を操ったり、露を払ったり、
立ちはだかる木々をどけたりする。
★素晴らしい魔法の棒である。
・道らしき道がなくなった頃から、さ らに、本領発揮である。
コンコン・・・・こんな音が聞こえると、我々は気を使う。
我々のぶつかる範囲の危険な木だからだ。
私も、だるくなった左足で、木を押した。
★ジャッキ-・チェンになったつもりで。
コ-ス取りを指示する象使いと、際どいところで木々を
さけながら、コ-スを選んでいる。
★指示で方向転換したりする象のコンビネ-ションは見事。
感動、感動の連続である。
・再び、草原地帯に入る。明るくなった草原。
でも、辺りは春先の朝ぼらけか、麦わらを燃やした煙
=ガスだった。
・エレフェントグラスって大きいのは5mになる。
★象の尻が気になった。尻尾も裏はけつの穴。
そこに、ロ-プを回してあるのだ から、お尻の弱い
俺だったら完璧な痔だな。
「相撲の小錦のけつだ。」立派ですなあ。
・太陽のない世界の中で彷徨するちっぽけな人間たち。
幻想的な世界の中で、さらに、何かを求めて突き進む。
★森の中にいると言われていた動物は今は、休憩中なん
だろうか。 ?
モンキ-・トラ・さい・・・・・
・森の中を無作為に歩き回ろうとする。
★踏み着けた道を通らない時は、象の力強さに感動と覚えた。
自分の腕位ある木も前に立ちはだかろうものなら、自慢
の鼻に巻き付けて木を折る。
すごいパワ-だ。それにしても動くブルト-ザ-
はタフですね。
・草原に出た時は、偶然先頭だった。
孔雀だ。
近づくと、思いっきり羽を広げて飛んだ。
★これも、野性なのか。 一定の距離に入ると、離れよう
とするのだ。
・象使い達が5人揃って会話をしている。
・すぐにジャングルに入った。
「ギャ-ン・・・・ボォ-・・・・」
と、何かの動物の悲鳴が聞こえてきた。
・それまでは象は5頭とも一回も吠えなかった。
★何だろう。急に象使いが急ぐ。
「サイ?」
という声がした。
「何、サイがいるの?」
★みんなの殺気が伝わってくる。象使いが
「あそこだ。」
と棒で指示してくれる。
ガサガサ、ガサガサ と走っていく。
「あっ。サイがいる。」
象5頭はサイを取り囲むように陣取った。
★わかった。みんなで見られるようにするのと同時に、逃がさ
ないようにするためだ。初めて 隊を組む意図を知った。
・我々の象使いは5mにまで近づいた。
でも、サイは隙間から逃げ出し、50m程走った。
我々は、近くにきたサイに
「あそこだ。あっちだ。」
とそれぞれの言葉で叫んでいた。
再び、追いかけて5mの位置に近づいた。
しかし、葉が多くてよく見えなかった。
・5頭はリ-ダ-格の指示でサイを追いかけた。
★いじめられている奴をかまって、とことんいじめ
きる不思議な快感であった。人間って、やっぱり苛虐性があ
るんだ。かわいそうと思いつつ傍観者の気分である。
さらに、多少心のいたむゲ-ムは続く。
リ-ダ-格の象使いは指示を出したらしい。
★象の突進は、半端じゃない。
・身を委ねる。
★「あそこだあ。」
・8畳位のスペ-スに水飲み場だ。
(★無料画像)
・ サイの正面の頭と顔、横が見られた。
★満足だった。
(★無料画像)
09:15 太陽が顔を見せ始めた。
「95$、象のトレックでよかったねえ。」
09:30 ・2時間15分の「象のトレッキング」終了~~~~~~
★明日は?
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