箕輪初心▲『月山』=ヒナザクラ&アサギマダラの話

平成15年(2005)の夏:7月30日~8月2日は佐渡ダイビング&
鳥海山登山&月山登山をした。なんと無謀な計画だったことか?
まるで若者のようだった。私は月山で、雪渓の残る雪田でヒナザクラ
を愛で、アサギマダラの旅立ちを目の当たりにした。松尾芭蕉の奧の
細道を思い出しながら、山行した。でも、山頂の「八紘一宇」には、
もっとビックリだった。遠い昔の懐かしい思い出を振り返ってみた。

★今回も箕輪初心:松尾芭蕉「奧の細道」シリーズ復刻板となった。
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(★写真は無料画像)

◆◆ 箕輪初心★松尾芭蕉25『奧の細道』⑭
  【最上川下り~▲羽黒山・月山・湯殿山】 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201208/article_9.html

◆◆ 箕輪初心◆山形旅行12回の概要 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_3.html

◆◆ 箕輪初心●山形【米沢城】&米沢の秘湯 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_4.html

◆箕輪初心●山形【米沢城】&上杉家廟所・林泉寺・照陽寺 ◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_5.html

◆◆ 箕輪初心●山形【上山城】&武家屋敷 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_6.html

▲箕輪初心▲百名山№2【蔵王4回】&サクランボ大将錦&佐藤錦 ▲
http://53922401.at.webry.info/201307/article_7.html

◆◆ 箕輪初心●【山形城】&山形博物館&最上義光歴史館 ◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_8.html

◆ 箕輪初心●山形【長谷堂城】&直江兼続VS最上義光 ◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_9.html

◆◆ 箕輪初心●山形【天童城】&芭蕉立石寺&セミの話 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_10.html


◆ 箕輪初心●山形【延沢城】&松尾芭蕉の尾花沢・佐々木監督 ◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_11.html


◆ 箕輪初心●山形【新庄城】&松尾芭蕉最上川&My川下り一覧 ◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_12.html

▲▲ 箕輪初心▲羽黒山の記憶&松尾芭蕉の出羽三山 ▲▲
http://53922401.at.webry.info/201307/article_13.html





▲登頂日・・平成15年(2005)8月2日
7月30日~8月2日は佐渡ダイビング&鳥海山登山&月山登山を
敢行した。月山は、磐梯朝日国立公園の特別区域に指定されている。
月山1,984m・湯殿山1,500m・羽黒山418mのともに出羽三山の1つ
に数えられ、修験者の山岳信仰の山として知られている。

●1日目・・・7/30 
   高崎→新潟の寺泊→佐渡汽船高速船→
    小木 ダイビング① ダイビング②  
●2日目・・・・7/31 
    小木 ダイビング③ ダイビング④ ダイビング⑤
●3日目・・・・8/1 
鳥海山 (№50)2236m  
06:00 小木→赤泊・・・高速船1時間10分・・・寺泊 
07:30 新潟の寺泊・・・高速・・・・秋田に直行。
14:00 鉾立で、宿泊のTELがOK
14:30 鉾立1158m出発・・・・舗装の登山道・・・展望台
   賽の河原・・休憩・・御浜小屋★裏の湖がきれいだった。
   七五三掛・・・ここで遠回りのコースに行ってしまった。
   文殊岳2005m・・伏拝岳・・行者岳2159m・・大物忌神社
17:30  御室小屋
18:00  夕食
19:00 鳥海山山頂2236m    山頂泊(単独) 
  「午後の2時 宿を依頼し 急いで登る 
暑き鳥海 七時 山頂」
*無謀な登山計画? 

●4日目・・・8月2日
05:00  鳥海山の外輪山最高峰の七高山2229m 
ご来迎はあまり、すっきりのご来迎ではなかった。
06:00  朝食
06:30  下山・・・雪渓で転倒「いってえ。」
08:00  鉾立
09:30  月山に向けて出発
12:00 湯殿山神社・・・★御朱印をいただいた。  
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    バス・・・
 奧の御神体見物  
 ★温泉から、月山に行けるのだが、やめた。
  湯殿山御神体の参拝料は500円だった。
  白装束の行者姿の方に出会った。

 お祓いを受けてから湯殿山神社御神体に詣でた。
 ★びっくりしたのだ
  手前で、靴下を脱ぎ、足湯気分で一周した。 
    湯殿山神社奥の院・・・
 ★なんと、御神体は「茶褐色のゴツゴツした大きな岩
     &温泉水=神滝」だった。
    御神体=大きな赤い岩(高さ10m×幅15m)と
温泉の湯だった。
    第1酸化鉄を含んでいるので、茶色なのだ。
霊験あらたかな湯が岩を流れてくるのだ。
   裸足になって、ご神体を踏みつぶした?・・・
御神体は撮影禁止であった。足湯で面白かった。
      

松尾芭蕉は「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」 の句を詠んでいる。
   松尾芭蕉が「奥の細道」150日の旅の半ばで、出羽三山を
   必死巡礼したのだ。
   ★芭蕉はがっかりしたかもしれない。
 
 「湯殿山 本体は何か 知らざれば 
          夏の暑さと 御湯の熱さ」 箕輪初心


13:15 歩いて下って・・・・

13:30 急いでスキー場に向かった。 

14:00 登山開始・・・・
★姥沢口からリフトに乗り、雪田を横切り牛首から山頂を目指す。
下りは同じ道をリフト上駅へ戻るコースである。
★鳥海山の山頂から山形の月山ロープウェーに乗って
 →姥沢リフト
1)ヒナザクラ咲く夏の月山  (№51)1984m

 本来はスキー客のためのリフトは、全長1000m、標高差280m、
 所要時間13分で1500mの標高まで運んでくれる。山頂までの
 標高差500m弱を頑張ろう。

月山・鳥海山・朝日岳・飯豊山は日本海側の多雪山地帯であるため、
  シラビソ・オオシラビソなどの亜高山帯の針葉樹林が見られない。
  落葉広葉樹林帯からいきなり高山帯になるのだ
 
「月山へ 芭蕉は馬と 山歩き 
俺はリフトで 夏登山」 箕輪初心


14:30 リフト山頂1505m
    分岐・・・姥が岳には行かず、下った。
 
15:00 牛首 
   木道を歩いていくと雪田になった。
白い可憐なヒナザクラが咲いていた。思わず、立ち止まっった。
    ミツガシワ・コイワカガミもあった。・・・春だな。ここは、
  「ヒナザクラ」(雛桜)、「チングルマ」(稚児車)も咲き揃って
  いる。ヒナザクラ群落を楽しむことができた。
「春を待つ 雪渓脇の ヒナザクラ 
   周りは夏の 月山登山」 箕輪初心

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 (★八甲田山のヒナザクラ)



●●● ヒナザクラの話 ●●●

★松尾芭蕉は
 ・牛首・・・「ふり積雪の下に埋もれて、
     春を忘れぬ遅ざくらの花の心わりなし」
 金森氏は「タカネザクラ(木)」というが、木ならば
 チシマザクラ(日本海要素)であるが、6月8日=太陽暦
  7月24日に、木の桜が咲いているはずがない。
 とすれば、これは、ハクサンコザクラの
 東北変種=固有種「ヒナザクラ(草)」のことであろう。
紫でなく白いコザクラ(草本)なのだ。 
 ・・・紫でなく白いコザクラ(草本)なのだ 

「ヒナザクラ」は日本個有の植物である。東北地方の多雪の
  亜高山帯湿原でしか見ることができない花である。
  北限が八甲田山、南限が西吾妻山と言われている。

私は、八甲田山の下の方で群落・秋田駒ヶ岳・蔵王山・西吾妻山
 の山頂手前のお花畑でヒナザクラを見ている。



◆◆ 残雪の山「月山」で「ヒナザクラ」が見たいHp ◆◆
http://tyatya0919.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-2c0c.html



15:10 雪渓の上で、スキーの軍団がポール練習をしていた。
スキーがやりてえなと思った。

「雪恋し 夏でもスキー 月山で 
雪解けまだかと 待つ雛桜」 箕輪初心



▲▲▲ 月山夏スキーの話 ▲▲
太田お犬&無線組の川田氏&魔鬼ちゃん組が毎年、5月のGWに
  来ていることを思いだした。

  地元の方は冬の雪の原を大雪城(おおゆきしろ)
  と言っているそうである。
一本だけあるペアリフトを降りると、磐梯朝日国立公園内だ。
月山スキー場はの月山1998mの7合目標高約1600m~8合目:
1800m位の位置にある。ゲレンデは、姥ケ岳(1670m)で山全体が
ゲレンデになっている。決まったコースはない。開放感を味わえる
オフピステなのだ。Openは、普通のスキー場が営業を終えてから
の5月だ。根っからのスキーお馬鹿の集まる場所らしい。スキー
仲間の川田夫妻は5月のGWに必ず行っている。好きですねえ。
5月~6月・7月年によっては8月まで夏スキー専門に楽しめる
のスキー場なのだ。全国からたくさんのスキーファン・月山ファン
が訪れる。 月山は魅力な山である。今年もこんなパンフレットが
あった。

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15:30 弥陀ヶ原のお花畑・・・
雪渓=残雪の上に登って行くと、お花畑に出た。
 数年に一度咲くというコバイケイソウの大群落が見事であった。
 今年はコバイケイソウの当たり年らしい。・・・毒。
   
 ・ニッコウキスゲ・ハクサンイチゲ・トウゲブキ・キンコウカ
 ・ハクサンフウロ、・ミヤマアキノキリンソウ・ヒメシャジン
 ・ヒメウスユキソウ・ミヤマキンポウゲ・ヒメクワガタ
 ・ダイモンジソウ・などが咲いていた。
   
  毒を持つコバイケイソウ大群落で蜜を飲んでいるアサギマダラを
  発見・・・・。
「一面の コバイケイソウ 独り占め 
     アサギマダラの 旅立ち準備」 箕輪初心

   改訂後・改悪後は・・・
「毒草の コバイケイソウ 蜜を吸う 
        アサギマダラは 旅立ち間近」 箕輪初心
 
      
俺・・・箕輪初心→松尾初心駄作という号にしようかな・・・



●●● アサギマダラの話 ●●●
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1)アサギマダラの渡り・・・1000km~2500km?
  アサギマダラの渡りの凄さは有名である。
季節により長距離移動(渡り)をする日本で唯一のチョウ
  蝶なのである。渡り鳥ならぬ、渡り蝶なのである。

2006年群馬県の昆虫学会発表{アサギマダラは群馬の片品村
   から放つと屋久島や喜界島まで渡りをする。約2000km?

   ★ホントだよ。
2008年群馬県の昆虫学会発表{アサギマダラは長野の湯ノ丸山
   から放つと屋久島や喜界島まで渡りをする。約2000km?

   ★ホントだよ。
  
「何故、こんな遠距離の旅行をするのだろうか?」 
★生活のサイクルが決まっているからである。

春から夏・・・私の住む高崎市の標高350mの梅林で6月に見た。
7月には榛名山1200m付近の沼の原などで3回見ている。
 赤城山・湯ノ丸山などでも多数の個体を見ている。
 本州の標高300mから2000mの高原地帯に生息している。
秋・・・・気温の低くなると。適温の地を求めて南へ移動を開始
 しする。そして、九州・海を越えて沖縄八重山諸島・台湾にまで
 飛んでいく。

でも、山形県までにいるとは思わなかった。何故なら、
 月山→→薩南諸島・沖縄まで2300km~2600kmあるからだ。台湾
だったら、3000km近くなることになる。

冬・・・・暖かい南の島の洞穴で過ごす。越冬するのだ。

春から初夏・・・南の九州・沖縄からから北上し、本州の高原地帯に
戻る。


~~~アサギマダラ(完全変態)の一生~~~
完全変態なのだ。卵→幼虫→蛹(さなぎ)→成虫となる。
卵・・・・冬が近づくと、食草の上に産みつけられる。
ガガイモ科のキジョラン、カモメヅル、イケマ、フヨウラン
などの草の葉に生み付けられる。

卵→幼虫で越冬する。
幼虫・・・ガガイモ科のキジョラン、カモメヅル、イケマ、フヨウラン
 などが食草である。常緑のつる植物で、木にからみついている。
 つるの長さは5m~7m位になる。平地にも山地の林内にも生えて
 いる。キジョラン・イケマなどの葉は多くのチョウの食草になる。
 幼虫の食草となるガガイモ科植物はどれも毒性の強いアルカ
 ロイドを含んでいる。アサギマダラ幼虫はアルカロイドを体に
 取りこむことで敵から身を守っているのだ。

 幼虫は黒の地に黄色の斑点が縦4列に並び、その周りに白い斑点
 がある。前胸部と尾部には、2本の黒い角を持っている。
 アゲハなどは、オレンジ色の2本の角を出して、臭いを発するのと
 同じように、アルカロイドの臭いを出すのだ。
優れた身の守り方である。


●蛹・・・・垂蛹型で糸で体を吊す。尾部だけで逆さ吊りになる。
      青緑色で黒い斑点がある。・・・もちろん、この時期は
何も食べない。


成虫・・・食草はヒヨドリバナ属の花の蜜である。
 有毒なピロリジジンアルカロイドを含んでいる。
 風呂の湯に入れて利尿剤にしてきた。

 フジバカマ(藤袴),ヒヨドリバナ(鵯花),ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
 の花は見分けにくい。葉で見分けるのだ。
 フジバカマの葉は3つに深く裂けている。
 ヒヨドリバナの葉は裂けておらず対生である。
 ヨツバヒヨドリの葉は3 ~ 5 枚の輪生である。

 成虫のオスが蜜を吸うヨツバヒヨドリ・ヒヨドリバナ・フジバカ
 マ、スナビキソウなどには、ピロリジジンアルカロイド(PA)が含
 まれている。オスは性フェロモン分泌のためにピロリジジンアルカ
 ロイドの摂取が必要と考えられているそうである。


~~~~アサギマダラのアサギ色~~~~~
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 (★無料画像)
独特の浅黄色?浅葱色?であるが、
  浅黄色?・・・★これは違う。
 「浅葱色」はうすいネギ=あさつきの葉の色”のことである。
  淡い水色~濃い青色、緑色に近いものまで幅広く含む。
  アサギマダラの薄い青色の透き通りそうな部分の色であると
  思われる。でも、茶色も多いのだ。
ちなみに「萌葱色(もえぎいろ)」は、ネギ=あさつきが芽を
出すころの鮮やかな黄緑色のことである。


アサギマダラは幼虫・蛹・成虫は鮮やかな体色をしている
 これは、毒を持っていることを敵に知らせる警戒色であると
 言われている。ど派手なヘビ、昆虫や海の生き物はなどに
 多く見られる特性である。まあ、逆の保護色を持った生き物も
 いるけれど・・・



15:00 岩山登り・・・平坦地に出た。
    
15:30 月山頂上小屋・・・立派な山小屋だった。
   130人収容だそうだ。
   1泊2食付で、一人???円(忘れた)

     
15:40 ▲月山山頂1984m 

・月山神社参拝料は500円?

「八紘一宇」の文字があり、「第二次世界大戦か?」と
   錯覚しそうだった。

「戦争の 思いが残る 月の山 
      時代錯誤の 八紘一宇 」 箕輪初心


国語辞典によると、「八紘一宇」の 意味は、
「八紘」・・・「天地の八方の隅」の意味であった。(『日本書紀』)
  →「地の果てまで」→「全世界」の意味となった。
「宇」・・・「家」の意味である。
 つまり、「日本が全世界を一つにまとめて、一家のように和合させ
 ること」という意味になる。第二次大戦のとき日本が国家の理念と
 して打ち出し、海外進出を正当化するためのスローガン=目的として
 用いた思想である。
   

・狭い境内は撮影禁止で、石垣に囲まれている。
・御朱印をいただいた。
画像

・門を出て、月山神社をぐるっと回りこんだ。
・奥に月山の1等三角点があった。
      
●月山は、「羽黒修験道」で知られる出羽三山
  (月山・羽黒山・湯殿山)の中心的な山である。
  三所権現=出羽三山は
  ①羽黒山・・・本地仏は聖観世音菩薩=観音浄土=現世。
  ②月山・・・・本地仏は阿弥陀如来=阿弥陀浄土=死後。
  ③湯殿山・・・本地仏は大日如来=大日寂光浄土=未来。
「三所権現の3つの参拝のご利益は、生きながら死後の体験を
 して生まれ変わる。」という。
      
   
①松尾芭蕉は「羽黒山から馬に乗り、途中から、歩いてきた。
  山頂で宿泊し、日帰りで羽黒山の御神体と
  神社と参詣し、再び、山頂小屋に泊まった。」
    と本に出ていた。
 また、「雲霧山気の中に氷雪を踏み越えて登ること八里・・・
 息絶え身凍えて、頂上に至れば、日没して、月顕わる。」
 松尾芭蕉は、死んだ先を見て、今の自分をどう生きようと
 したのか?

 この後、松尾芭蕉は羽黒山に戻って宿泊し、大石田から新庄
 へ向かう。そして、最上川下りをする。
      
②深田久弥は「羽黒と湯殿は山として論じるには足らない。
   ひとり月山だけが優しく高く立っている。」と書いている。
      



16:00▼下山・・・月山小屋に客は10人くらいだった。
     暖かな夕日の中、一人で下山した。
「月の山 下山は一人 寂しさに 
   芭蕉を思う 夏の夕暮れ 」 箕輪初心
 

スキー客もいなくなっていた。リフトはほとんど最終だった。

  

17:00 月山駐車場・・米沢・・会津坂下IC・新潟JC・・関越・・
   渋川IC・・・・★4時間の眠気との対決だった。

21:00 家      
「*無謀な登山計画・・・佐渡ダイビング→鳥海山→月山」 

(★写真は、パソコン故障で全くなし









【2】松尾芭蕉の羽黒山→月山→湯殿山→月山→羽黒山

■6月6日=太陽暦7月22日
・芭蕉と曽良は装束を整えて、準備。
★羽黒山南谷の紫苑寺→(馬で)・・・
★一合目
★二合目
★三合目
★四合目
★五合目
★六合目
★七合目 高清水→歩きで出羽三山の月山へ。
★八合目
★九合目
★月山山頂・・・芭蕉は1984m登山しているのだ!

※月山は、「羽黒修験道」で知られる出羽三山
(月山・羽黒山・湯殿山)の中心的な山である。
三所権現=出羽三山は
羽黒山(本地仏は聖観世音菩薩=観音浄土=現世)
 月山(本地仏は阿弥陀如来=阿弥陀浄土=死後)
 湯殿山(本地仏は大日如来=大日寂光浄土=未来)
※三所権現の3つの参拝のご利益は、
「生きながら死後の体験をして生まれ変わる。」
 
①松尾芭蕉は「羽黒山から馬に乗り、途中から、歩いてきた。
 山頂で宿泊し、羽黒山の御神体と神社と参詣し、再び、
 山頂小屋に泊まった。」と本に出ていた。
 また、「雲霧山気の中に氷雪を踏み越えて登ること八里、
 息絶え身凍えて、頂上に至れば、日没して、月顕わる。」
 松尾芭蕉は、死んだ先を見て、今の自分をどう生きようとしたのか?
 この後、松尾芭蕉は羽黒山に戻って宿泊した。
画像

  (★月山の旅行番組より)

②月山の山頂角兵衛小屋:いつの間にか夕刻。
『 雲の峰 いくつ崩れて 月の山 』
★意味・・月山の空に黙々と山の峰のように入道雲が
 出ていたが、夕方になって、月山の名前の通り、
 月が山を照らしている。
 *小屋の宿泊費は高かった。
  そして、笹の布団に篠の枕・・・・

○月山泊

■6月7日=太陽暦7月23日 
湯殿山神社の往復
○月山→
 

○湯殿山(ゆどのさん)の御神体
『 語られぬ 湯殿にぬらす たもとかな 』

湯殿山神社奥の院・・・なんと、御神体は
「茶褐色のゴツゴツした大きな岩&温泉水=神滝」だった。
松尾芭蕉も、「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」 の句を詠ん
でいる。松尾芭蕉が「奥の細道」150日の旅の半ばで、
出羽三山を必死巡礼した。芭蕉はがっかりした?
○湯殿山神社泊


■6月8日=太陽暦7月24日
【八日、月山にのぼる。木綿しめ身に引かけ、宝冠に頭
を包、強力と云ものに道びかれて、雲霧山気の中に、氷雪
を踏てのぼる事八里、更に日月行道の雲関に入かとあやし
まれ、息絶身こごえて頂上に臻れば、日没て月顕る。
笹を鋪、篠を枕として、臥て明るを待。日出て雲消れば、
湯殿に下る。
 谷の傍に鍛冶小屋と云有。此国の鍛冶、霊水を撰て、ここ
に潔斎して剣を打、終「月山」と銘を切て世に賞せらる。
彼竜泉に剣を淬とかや。干将・莫耶のむかしをしたふ。道
に堪能の執あさからぬ事しられたり。岩に腰かけてしばし
やすらふほど、三尺ばかりなる桜のつぼみ半ばひらけるあ
り。ふり積雪の下に埋て、春を忘れぬ遅ざくらの花の心わ
りなし。炎天の梅花爰にかほるがごとし。行尊僧正の歌の
哀もここに思ひ出て、猶まさりて覚ゆ。惣て、此山中の微
細、行者の法式として他言する事を禁ず。仍て筆をとどめ
て記さず。坊に帰れば、阿闍梨の需に依て、三山順礼の句
々短冊に書く。 】 

『 涼しさや ほの三か月の 羽黒山 』 

『 雲の峰 幾つ崩て 月の山 』
 
『 語られぬ 湯殿にぬらす 袂かな 』

『 湯殿山 銭ふむ道の 泪かな 』  曾良


○湯殿山神社?→月山?日程が分からず。


■6月9日=太陽暦7月25日
○月山?→羽黒山
○羽黒山紫苑寺泊






★明日は鶴岡城かな?

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