箕輪初心▲羽黒山の記憶&松尾芭蕉の出羽三山

◆羽黒山山の隋神門~▲山頂までは約1時間程で行ける。羽黒山の
美しい杉並木や見所を眺めながら、登った。でも、行ったのは昔の
ことで記憶が曖昧なのだ。TVの「片岡鶴太郎さんの羽黒山」や
「いい旅夢気分」の画像を見ながら、思い出してみた。

今回も松尾芭蕉「奧の細道」の復刻版である。
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◆◆ 箕輪初心★松尾芭蕉25『奧の細道』⑭
  【最上川下り~▲羽黒山・月山・湯殿山】 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201208/article_9.html

◆◆ 箕輪初心◆山形旅行12回の概要 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_3.html

◆◆ 箕輪初心●山形【米沢城】&米沢の秘湯 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_4.html

箕輪初心●山形【米沢城】&上杉家廟所・林泉寺・照陽寺 ◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_5.html

◆◆ 箕輪初心●山形【上山城】&武家屋敷 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_6.html

箕輪初心▲百名山№2【蔵王4回】&サクランボ大将錦&佐藤錦
http://53922401.at.webry.info/201307/article_7.html

◆◆ 箕輪初心●【山形城】&山形博物館&最上義光歴史館 ◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_8.html

◆ 箕輪初心●山形【長谷堂城】&直江兼続VS最上義光 ◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_9.html

◆◆ 箕輪初心●山形【天童城】&芭蕉立石寺&セミの話 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_10.html


◆ 箕輪初心●山形【延沢城】&松尾芭蕉の尾花沢・佐々木監督 ◆
http://53922401.at.webry.info/201307/article_11.html


◆ 箕輪初心●山形【新庄城】&松尾芭蕉最上川&My川下り一覧
http://53922401.at.webry.info/201307/article_12.html


【1】羽黒山
■訪問日・・・昭和56年(1981)7月31日      
1回目は遠い昔、「松井田職員旅行2泊3日:松島→青葉城→
鳴子温泉(泊)→最上川下り・羽黒山神社・本間家→天童温泉(泊)
→立石寺・・・」であった?

※昔は職場での積み立金で、2泊3日の旅行に行く風習があった。

■訪問日・・・平成20年(2008)7月19日~21日
2回目は奥の細道紀行の一貫として、新庄・酒田
にやってきたのだった。でも、近くを通っただけだった。
止めちゃったのだ。


▲随神門(ずいしんもん)
・継子坂(ままこざか)

・小さめの神社
・祓川神橋
★出羽三山神社では、冬の雪解け水の祓川で禊を行っている。
ふんどし一丁で身を清めるのだ。TVで見た。

・祓川神社と岩戸分神社
・須賀の滝
・連掛桜(しめかけざくら)


●国宝・羽黒山五重塔・・・大国主命が祭神。
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東北地方では最古の塔。素木造り・・・釘は一本も使用していない。
  三間五層で高さは29、4mある。
 ・慶長13年(1608)には、山形城主:最上義光の命令で、
長谷堂城の戦いで直江兼続を手玉に取った【鮭延秀綱】が修理
に当たったのだ。




▲一の坂

▲二の坂・・・『油こぼし』とも呼ばれる坂である。
                                    

※天気が良いと酒田の先に見える飛島が見えるらしい。
 7月上旬の飛島ダイビングは「サメ根」が凄いらしい。

●二の坂茶屋                       

※二の坂茶屋辺りから特別天然記念物の杉並木がある。
●国指定天然記念物の爺杉
   高さが48m・根元周囲11m50cm、樹齢は1,000年
   昔は近くに婆杉もあったが暴風で折れて亡くなった。
 ※現在では根元を腐らぬよう保護をしているため、ちょっとしか
 近づけないらしい。
・婆杉は?
●参道の杉並木・・・樹齢350~500年の杉。約600本。
  特別天然記念物に指定されている。
 ★夏場はキツかった。でも、私も若かった。
※2446段の石段には、盃・ひょうたん・蓮の花の形が彫られており、
全部で33個彫られている。

●松尾芭蕉の発句の場所
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●カスミ桜(国天然)



羽黒山頂
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 ・三神合祭殿・・・羽黒信仰の中枢・三神合
  月山・羽黒山・湯殿山の三神を合わせた三神合祭殿がある。
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 ・鏡池(御手洗池)

●出羽三山歴史博物館
①鏡池から出土した190面の古鏡
②直江兼続が奉納した鉄擬宝珠
③最上義光が奉納した銅製狛犬
④松尾芭蕉に関する古文書


▼下山・・・・





【2】松尾芭蕉の羽黒山→月山→湯殿山→月山→羽黒山
○羽黒山へ
【六月三日、羽黒山に登る。図司左吉と云者を尋て、
 別当代会覚阿闍梨に謁す。南谷の別院に舎して、
 憐愍の情こまやかにあるじせらる。】


○羽黒山五重塔・・慶安五年(1372)の建立。国宝。
 白木造りで柿葺(こけらぶき)、高さは29.4m。


・参道を3分の2ほど登ると脇へ入る道を進む。 
  当時は300軒以上の山伏経営の宿坊があった。
*目的は「其角門下の図司左吉(呂丸)に高野一栄の
 書いた会覚阿じゃ梨に当てた手紙を渡すこと」
 呂丸→会覚(羽黒山で一番偉い人か№2)への
 紹介状を持っていた。
 「紫苑寺の宿泊指定・・・超特別なお偉いルート」

○羽黒山南谷の紫苑寺宿泊 

 
■6月4日=太陽暦7月22日
【四日、本坊にをゐて俳諧興行】

○羽黒山宿坊
・昼食は会覚の蕎麦切りご招待
・句会・・・7人(芭蕉・曾良・呂丸+僧4人)
○羽黒山南谷の紫苑寺宿泊


■6月5日=太陽暦7月23日
【五日、権現に詣。当山開闢能除大師は、いづれの代の人と
云事を知らず。延喜式に「羽州里山の神社」と有。書写、
「黒」の字を「里山」となせるにや。「羽州黒山」を中略
して「羽黒山」と云にや。出羽といへるは、「鳥の毛羽
を此国の貢に献る」と風土記に侍とやらん。月山、湯殿
を合て三山とす。当寺武江東叡に属して、天台止観の月
明らかに、円頓融通の法の灯かかげそひて、僧坊棟を
ならべ、修験行法を励し、霊山霊地の験効、人貴且恐る。
繁栄長にして、めで度御山と謂つべし。】


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 (★いい旅夢気分より) 

『 有難や 雪をかほらす 南谷 』
・句会の続き・・・
・(夕食後)羽黒山神社・・・2446段の石段。
 参道の両側には樹齢400年からの杉並木。
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 (★いい旅夢気分より)
『 涼しさや ほの三か月の 羽黒山 』
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▲石段の急坂・・・2446段とHpや片岡鶴太郎の旅行記にあった。
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 (★片岡鶴太郎の羽黒山)


○羽黒山南谷の紫苑寺宿泊


■6月6日=太陽暦7月22日
・芭蕉と曽良は装束を整えて、準備。
★羽黒山南谷の紫苑寺→(馬で)・・・
★一合目
★二合目
★三合目
★四合目
★五合目
★六合目
★七合目 高清水→歩きで出羽三山の月山へ。
★八合目
★九合目
★月山山頂・・・芭蕉は1984m登山しているのだ!

※月山は、「羽黒修験道」で知られる出羽三山
(月山・羽黒山・湯殿山)の中心的な山である。
三所権現=出羽三山は
羽黒山(本地仏は聖観世音菩薩=観音浄土=現世)
 月山(本地仏は阿弥陀如来=阿弥陀浄土=死後)
 湯殿山(本地仏は大日如来=大日寂光浄土=未来)
※三所権現の3つの参拝のご利益は、
「生きながら死後の体験をして生まれ変わる。」
 
①松尾芭蕉は「羽黒山から馬に乗り、途中から、歩いてきた。
 山頂で宿泊し、羽黒山の御神体と神社と参詣し、再び、
 山頂小屋に泊まった。」と本に出ていた。
 また、「雲霧山気の中に氷雪を踏み越えて登ること八里、
 息絶え身凍えて、頂上に至れば、日没して、月顕わる。」
 松尾芭蕉は、死んだ先を見て、今の自分をどう生きようとしたのか?
 この後、松尾芭蕉は羽黒山に戻って宿泊した。
     
  (★月山の無料画像)

②月山の山頂角兵衛小屋:いつの間にか夕刻。
『 雲の峰 いくつ崩れて 月の山 』
★意味・・月山の空に黙々と山の峰のように入道雲が
 出ていたが、夕方になって、月山の名前の通り、
 月が山を照らしている。
 *小屋の宿泊費は高かった。
  そして、笹の布団に篠の枕・・・・

○月山泊


■6月7日=太陽暦7月23日 
湯殿山神社の往復
○月山→
・牛首・・・「ふり積雪の下に埋もれて、
     春を忘れぬ遅ざくらの花の心わりなし」
 金森氏は「タカネザクラ(木)」というが、木ならば
 チシマザクラ(日本海要素)であるが、これは、
 「ヒナザクラ(草ハクサンコザクラ・)」の東北変種。
 ・・・紫でなく白いコザクラ(草本)なのだ。  

○湯殿山(ゆどのさん)の御神体
『 語られぬ 湯殿にぬらす たもとかな 』

湯殿山神社奥の院・・・★なんと、御神体は
「茶褐色のゴツゴツした大きな岩&温泉水=神滝」だった。
松尾芭蕉も、「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」 の句を詠ん
でいる。松尾芭蕉が「奥の細道」150日の旅の半ばで、
出羽三山を必死巡礼した。芭蕉はがっかりした?

○湯殿山神社泊


■6月8日=太陽暦7月24日
【八日、月山にのぼる。木綿しめ身に引かけ、宝冠に頭
を包、強力と云ものに道びかれて、雲霧山気の中に、氷雪
を踏てのぼる事八里、更に日月行道の雲関に入かとあやし
まれ、息絶身こごえて頂上に臻れば、日没て月顕る。
笹を鋪、篠を枕として、臥て明るを待。日出て雲消れば、
湯殿に下る。
 谷の傍に鍛冶小屋と云有。此国の鍛冶、霊水を撰て、ここ
に潔斎して剣を打、終「月山」と銘を切て世に賞せらる。
彼竜泉に剣を淬とかや。干将・莫耶のむかしをしたふ。道
に堪能の執あさからぬ事しられたり。岩に腰かけてしばし
やすらふほど、三尺ばかりなる桜のつぼみ半ばひらけるあ
り。ふり積雪の下に埋て、春を忘れぬ遅ざくらの花の心わ
りなし。炎天の梅花爰にかほるがごとし。行尊僧正の歌の
哀もここに思ひ出て、猶まさりて覚ゆ。惣て、此山中の微
細、行者の法式として他言する事を禁ず。仍て筆をとどめ
て記さず。坊に帰れば、阿闍梨の需に依て、三山順礼の句
々短冊に書く。 】 


『 涼しさや ほの三か月の 羽黒山 』 

『 雲の峰 幾つ崩て 月の山 』
 
『 語られぬ 湯殿にぬらす 袂かな 』

『 湯殿山 銭ふむ道の 泪かな 』  曾良


○湯殿山神社?→月山?日程が分からず。


■6月9日=太陽暦7月25日
○月山?→羽黒山
○羽黒山紫苑寺泊




★明日は、月山かな?

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