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zoom RSS 箕輪初心:生方▲井伊直虎・直政73『第19話「罪と罰」』&【甲州の武田氏館など】

<<   作成日時 : 2017/05/16 07:16   >>

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第19話の「近藤康用」の子ども「秀用」・娘「高瀬姫→後、川(河)手
主水良則の妻」も箕輪城にやって来た。「近藤秀用」は箕輪城から2年
でトンズラ(逃走)した。「高瀬姫」は箕輪→高崎→佐和山→彦根と移
り住んだが、彦根で亡くなり、彦根長純寺に葬られた。近藤康用の妻は
鈴木重時の娘、近藤康用の娘は中野直之の息子:三信の妻である。
@起…直虎は井伊家と近藤家の境界線の近くで、近藤家の木が井伊家
に盗まれたと訴えがあった。
A承…井伊家と近藤家はお互いに自分たちではないという。犯人を捕
   まえることになった。
B転…捕らえた相手は直虎の知人であった。牢屋に入れるが、直虎は
死罪を拒否する。回りは全員が反対であった。
C結…犯人は逃亡した。ところが、直親の娘と名乗る娘がやって来た。
気になったのは、「ヒノキ伐採」ではなく、「斧によるスギ伐採」である。
武田信義のゆかりの地は「甲州の武田氏館・東光寺」を紹介していた。
画像




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箕輪初心:生方▲真田丸6【生島足島神社】武田信玄の起請文
・真田信之の起請文
http://53922401.at.webry.info/201601/article_8.html


箕輪初心:生方▲【武田信玄の動向】と井伊直虎・直政70
第18話「あるいは裏切りという名の鶴」
http://53922401.at.webry.info/201705/article_7.html
★武田信玄・武田義信を掲載。

箕輪初心:生方▲2017井伊直虎・直政15【井伊直親の逃走〜2人の子ども
〜井伊谷帰国】資料編
http://53922401.at.webry.info/201701/article_26.html
★高瀬姫(春光院)の出自を掲載。

箕輪初心:生方▲井伊直虎・直政34【村の写真展:My井伊家シリーズ】
http://53922401.at.webry.info/201702/article_10.html
★高瀬姫の墓を掲載。

箕輪初心:生方▲井伊直虎・直政35【鈴木重勝→鈴木重時→鈴木重好】
http://53922401.at.webry.info/201702/article_13.html
★鈴木重勝の娘は井伊直政の祖母。鈴木重時の娘は近藤康用の妻。

箕輪初心:生方▲井伊直虎・直政36【近藤康用→近藤秀用→5近藤】
http://53922401.at.webry.info/201702/article_14.html
★近藤用の娘は中野直之の嫡男:中野三信の妻。

箕輪初心:生方▲井伊直虎・直政36【菅沼忠久→菅沼忠道】
&【菅沼定盈&菅沼定利】
http://53922401.at.webry.info/201702/article_15.html

箕輪初心:生方▲井伊直虎・直政37【奥山朝利の娘と井伊家家臣団】
http://53922401.at.webry.info/201702/article_16.html
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◆ナレーター
「武田信玄は武田義信を幽閉した。・・・」
●今川館
「我を旨く使え。・・・・・」
●井伊館

●瀬戸村
瀬戸村では、無事に綿の収穫を終えた。

●井伊館
数日経った頃、直虎のもとに甚兵衛ら村人がやってきた。
たくさんの収穫した綿を見せた。
甚兵衛「これを布を織りたいと思いますが・・・」
「綿で布を作る?」

甚兵衛「はい。そのほうが高く売れるのではないかと言う話になり
  ましたが、方久様がいらっしゃいませんでしたので、直接ご相
  談にうかがわせていただきました。綿から糸を紡ぎ、それを布
  に仕立て上げるまでの工程を、三河から来た又吉が知っている
  そうです。」
「村の者たちの仕事が増えることになると思うが、それは大丈夫なのか」

甚兵衛「これで少しでも暮らしが良くなればと、女性陣たちも張り切って
 おります。どうやら自分たちも身に付けられると思っているようで
 ・・・・」
「であれば、構わないが」
甚兵衛「では早速取り掛かるようにいたします」

甚兵衛たちは勇み足で去っていく。
直虎は甚兵衛の背中を笑顔で見送った。

「綿の方は大変上手くいっていますね」
六左衛門も嬉んだ。
「本当に。又吉がこの村にやってきてくれたのはまことにありがたい」

「しかし、方久殿はまた駿府にいかれているのですか?」


●駿河今川館
 政次は、今川と武田の様子を伺ってくると言い残して駿府に
 来ていた。方久も鉄砲の件で駿府に来ている。

方久は、今川を相手に苦労している。
氏真「まだか、種子島は、・・・・早く種子島を作るように・・・。」
と催促される。
「銃身のお尻の部分が・・・・」
★穴メドが上手くいかないらしい。

・方久は政次に
「商売を広げようと思っても、・・・・、駿府では自由に商売すること
 もできない。」

●井伊館
直之「裏切って、影で但馬と手を組んだりはしていませんでし
  ょうか? 味方につき、乗っ取りの手伝いをすれば、村を授け
 るなどと言われてませんかねえ?」

「うーん、確かに油断はできないが・・・。 
  しばらくはおとなしくしてるのではないか?あまりやりすぎると
 お前に斬られるかもと思っているだろうし、・・・」



突然、
「近藤様が急なご用事で、お見えになっております」
と、弥吉が声をかけた。

※3目付(鈴木重時・近藤康用・菅沼忠久)
近藤康用が急ぎの用とは?
直虎たちは思わず顔を見合わせた。
康用「急に訪れたことをお許しくださいませ。」
★顔はこの前の「本多忠勝」であった。・・・
「どうか、気になさらずに」

近藤「実は、我が領土内に井伊の者が勝手に入り、山の木を盗ん
 だと報告が来ております。そのため、盗人を引き渡していただ
 きたいと存ずる。」

直虎「盗人を…?」
驚きに言葉を失った。


〜〜〜ミュージック・スタッフ紹介〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「盗人?・・・」
康用「盗みがあった山は、井伊とのちょうど境目のところで・・・。
 ここ最近、井伊には身元もわからないような輩が、どんどん入ってき
 ているようですし、・・・まぁ、その輩たちが犯人で間違いないかと」
と完全に決めてかかっている。頭こなしである。
「ほかから来た者達には、怪しい動きをしないように、村長にきちん
と面倒を見させている。」
康用「しかし、家中にすら人が足りていない様子…。とても管理できている
 ようには見えません」
「皆、井伊になじみのためによく働いてくれる。盗みをするような輩は
 おりません」
康用「そのように、信じたいのはわかりますが、所詮よそ者の集まりでご
 ざいましょう?」

直虎は近藤にむっとしてきた。
「だからこそ、しっかりとやっていこうとしているのだ」
「二度あることは三度あるといいますし…」
直虎は切れた。プチッ。
「実は、犯人は近藤の者ではないのか? 境界にある木を切れば、
 当然井伊の者がやったと思う。それをわかっていて、近藤の者が
 仕掛けたのではないか?」
康用「言いがかりも甚だしい。」

「先に言いがかりをつけたのはそちらだ。」
直虎の口から売り言葉に買い言葉・・・・緊張感が漂った。

2人の間に入ったのは六左衛門であった。
六佐「では、一緒に犯人捜しをしてはいかがでしょう。」

2人に睨まれた。六左は、一瞬ひるんだ。
「こ、ここでこれ以上言い争った所で、どうにもならないかと…」
直之「たしかに、捕まえてしまえば、一目瞭然!」

「近藤殿はそれでよろしいですか?」
2人の機転のおかげで、直虎と康用は落ち着きを取り戻しつつあった。

「私は構いませんよ。井伊にとってはいい案だとはおもえませんが。」
近藤康用の余計な最後の一言に、直虎の怒りが爆発寸前であった。


●山へ
翌日、直虎たちは伐採現場の向かって山を登った。
「こ、これは?」
新しい大量の切り株を目前にした。
★杉材である。この地区は植林なら、「ヒノキ」のはずである。
 鋸を使っていない。斧での変な切り方である。
 後で、「大鋸」が出てくるので、嘘っぱちがありすぎ、・・・・

直之も顔をしかめる。
近藤康用は偉そうに言った。
「ここを境にして、向こう側は井伊の領土、こちら側は近藤の領土です
が、こちら側だけきれいにやられているのがお分かりでしょう。」
伐採は事実であった。
直虎が悔しさに口をへの字にひん曲げている。

「直虎様〜あ。」
と村人が2人駆け寄ってきた。
「どうした?」
「もう少し向こうの方を見てきたのですが、同じような場所がありま
した。」
「ほれ見ろ!井伊の方も同じような目にあっているではないか」

康用「まさか…井伊の者の仕業ではないと見せるために、昨夜慌てて細工した
   のであろう?」
「昨日の今日で、そんなことができるわけないであろう!」
康用「いや、わかりません!ここには身元のしれぬような者がたくさん
    入ってきているようですから、・・・・」
「御仏の合力でもできぬわ。」
2人が再び険悪なムードになってきた。
またもや六左衛門が割って入った。
「犯人を捕まえましょう。そしたらそれで済むではないですか」

六左の機転で、2人は離れたかと思うと、
「捜せ!」と同時に大声で命じた。


●龍たん寺
「常慶は?」
南渓「それが、なかなかみつからなくてのう。向こうが来るのを待つしか
  ないらしい。・・・」

●今川館
政次と方久は武田情報を確認している。


●龍潭寺
虎松たちが五目並べをしていた。
「・・・・」
直虎が来たことに気付かない。
直虎はの真似をしながら、
「どれどれ・・・。」
と覗き込んだ。
「ほほう。」
直虎は感心した。
虎松が粘りを見せ、健闘していたのだ。
昊天「はい。勝てはしませんが、負けもしません。面白い置き方をされ
   ます。」

◆回想…「絶対に戦わない。」といった政次を思い出した。

「色々な戦い方があるもんだ。」

「和尚様に御用ですか?」
と昊天が訪ねてきた。
「いいえ、今日は傑山さんにお供のお願いに伺いました。」


●山へ
直虎は山で残って捜査に当たっている直之から、何の連絡もない
ので心配になり、直虎は傑山を連れて様子を見に行こうと考えたのだ。
「直の字?」
3日ぶりに会った直之は、鹿革で隠れている。
3人は継続して、鹿革に隠れて見張った。
直之「もしかしたら、見張られていることに気づき、場所を変えたのかも
 しれません。」
「では、山狩りはこれで終わりか?」
直之「それが・・・近藤殿は捕まえるまで絶対に止めないと・・・。
 かなりしつこい方のようです」

と、その時、・・・・
少し離れた尾根筋から、大勢が争っている声が聞こえてきた。
「行くぞ、みなのもの」
直之は傑山に直虎が飛び出してこないように頼んだ。
直之が真っ先に駆け出した。

●岩山
近藤の家人たちが、十人ほどの賊と戦っていた。
近藤の家人たちは賊に苦戦していた。
井伊に助けを求めた。

直之の目の前で、突然、家人の1人が倒れた。
2人目・3人目との者たちが倒れた。
賊はその隙に散っていった。

直之が駆け寄ると、首に吹き矢刺さっていた。
赤い吹き矢である。頸動脈に刺さって絶命していた。
★そんなに早く死ぬはずないけどネ。ドラマだからね。

直之は飛んできた方向に目をやった。
直之の目配せ、合図で傑山が弓を引いた。
★傑山は合力であった。
次の瞬間、「危ねえ。」
ドサッ・・・転がり落ちた。
・・・・・
「あいたあ。」
皆が一斉に捕まえにかかった。
直虎もやってきた。
賊は怪我はしていないようであった。

直虎は男の顔を見た。
直虎は唖然とした。
「お前は?」
「おお。尼小僧様。」

直之「お知り合いなのですか?」
「えっ。ま、まあ。」
近藤が口を挟んだ。
「では、そいつは井伊の者ということですか?」
「い、いや。」
「しかし、そいつは直虎様のことをよく知っているようですが・・・」
直虎は返答に詰まった。
賊「私はただの旅人で、とある折にお水を恵んでいただいただけです。」
「なにが、旅人だ。仲間がたくさんいたではないか。」
近藤は怒る。
男は「仲間?」。
「いただろう!仲間が!」
「取り囲まれて痛めつけられていた者を見かけ、可哀想になったから、つい
助けようと…」
「ふざけるな。この下郎。」
近藤が刀を抜いた。
「待ってください!」
直虎が止めに入った。

「この男を捕まえたのはこちらの中野です。だから、この男の処分も
 こちらに任せてはもらえないでしょうか」
近藤は直虎を睨みつけた。・・・やがて、刀を収めた。

「くれぐれも、厳しい処分をお願いしますぞ。」
「承知いたしております」


●牢屋
男を館の牢屋に放り込み、傑山を見張りにつけた。


●井伊館
直之「あの男とがどういうの関係ですか?」
「聞いていただろう。水を与えただけじゃ。」
直之は納得しなかった。
「それにしても、随分と親しいようでしたが?」
直虎は話し始めた。
「実は…2回ほど助けてもらった。人集めの時と、虎松が逃げ出した時。
 虎松が前向きになれたのはあの男のおかげといってもいいほどじゃ」

「はぁ。それはなんとありがたい」
六左がつぶやいた。
「そうなんだ。だからあまり無下にはできない」

直之は大きなため息をついた。

「まあ、とりあえずは井伊の者ではなかったということで、よかった。
よかった。」
直之「こちらであの男を処刑しなければならなくなりましたね。」
「しょ、処刑?!」
直之「当然でしょう」
「いや、なにも、そこまでしなくても」
直之「井伊の領主は罪人の処分もできないような小心者だと笑われ
   ますよ」
「しかし、木を盗んだだけではないか」
直之「そうです。ご先祖様が命をかけて守ってくださった井伊の領土
   の大切な山の木が何本も盗まれたのです。1本や2本ではない
   のですぞ。」
と怒りをぶつけた・
直虎はひるみ、六左に目配せした。
「あ、あのう、とりあえず、但馬殿の帰りを待ってはいかがでしょう」
「そ、そうだな!」
直之「なぜ、そのようなことを?」
「但馬にお伺いをたてておかないと、後でどう言われるか。」
直之「どうせ、但馬も同じことを言うと思いますがね」
と捨て台詞を吐いた。



直虎は、布団に倒れこんだ。

◆回想1・・・・「賊だったとは…」
◆回想2・・・・

●牢屋
男は寝転んでいながら、「御領主様だったとは…」



●井伊館
翌日、直之が駿府から戻った政次に賊の件を説明した。
「捕まえたものの、犯人はどちらの者でもなかった・・・・・」

直虎たちは政次の答えを待った。
政次は無表情で考え込む。
直虎が口を開いた。
「こちらが捕まえたから、こちらで預かっているのだか、みなは
 どう処分すればいいと考えるか?」
直之「仲間と計画的に犯行を行なっており、罪は大きいと思います。
   処刑がふさわしいかと」

政次「処刑か?」
直之「はい。それが妥当かと」
「今、処刑と言ったな?」
政次「はい。」

「よしわかった。それならば、処刑はしない!この話はもう終わりだ!」
直虎は、さっさと出て行った。
直之が追いかけてきた。
「但馬がやれと言うことをやったら、奴の罠にかかると思わないか?」
「そ、それはそうかもしれませんが・・・・」
「だから処刑はできないということだ」

「処刑せずにどう処罰するのですか?」
「百叩きにでもして、放てばいいだろう。そうすれば、二度と井伊には
 ふみこむまい。」

●井伊の部屋
政次が六左に尋ねた。
「殿は何故あんな・・・を?」
六左が返答に詰まった。

「井伊で盗みを行なったということは、駿府でも行なっているかもし
れない。となれば、井伊は太守様の敵を見逃したことになります。」
六左はしかたなく、
「どうも、お知り合いのようで…」
「知り合い? 賊とか?」
「はい…恩がありますので・・・」
政次「はあ?」

●直虎の部屋
直之「近藤殿に、どう言うのですか?」
「処刑したと言えばいい!下がれ!」
「確認したいと言われたらどうするのですか」
直之は引き下がらない。
「焼いてしまったとでも言えばいいだろ!下がれ!」
「逃した罪人と近藤殿がばったり顔を合わせでもしたらどうするのですか」

「女子の部屋だぞ!下がれ!」
直虎は訳のわからないことを言いながら怒鳴る。
直虎に、直之も負けじと怒鳴り返す。
「次は何を言われるかわかりませんよ!」


「和尚様がお呼びです。」
と、マルコメ小坊主の声・・・・。


●龍たん寺
直虎は、直之をしりめに、龍潭寺へと急いだ。

「和尚様、お話とは?」
襖の先には南渓と政次がいた。

南渓がしまった!という顔をする。

「では」と、そそくさと出て行った。
直虎は南渓の後について行こうとした。

政次が遮った。
「お話ししたいことがたくさんあります」
「そうか。今川の様子はどうだったか?」
政次は無視した。
「もし、あの男を逃してしまえば、井伊は罪人を罰せないと噂がたち、
 多くの罪人が集まり、村の治安は悪化するでしょう。犠牲になるの
 は村人です。民を守る者、罪人には罰を与えなければならないので
 す。」

「…でも、あの男には恩があるのだ」
「知らないものなら処刑するが、知ってるものは見逃すと言うのですか?
 それこそが大きな間違いです。」
「べ、別に見逃す訳じゃないが・・・、なにも殺すことはないであろう。
 そうじゃ。働かせてはどうか? 人出も足りず、困っているし、
・・・ただ働きさせるのが井伊にとっても最もよかろう。違うか?」
「分かりました。後日、改めて労役の内容を考えていきましょう」

「本当か?本当に分かってくれたのか?」
「・・・やるという殿をとめることはできないので。」
「鶴、分かってくれてありがとう」
「いえ。」

「で、今川の様子はどうであったか?」
「良かったことが一つ。大方様が回復されました」
「持ち直されたか!」
「早速、武田信玄公に働きかけ、義信殿の幽閉を解くよう働きかけて」
「うまくいきそうなのかか?」

「分かりませんが、もし上手くいかなければ、今川は武田に備えるた
 めに、松平と手を結ぶかもしれません。」
直虎が緊張して、
「そうなれば、我らは武田と戦うことになるのか」
「もしそうなれば、おそらく…」

政次は部屋を後にした。


「今川と松平が・・・・・」
直虎はブツブツ言いながら、地図と名前を入れている。朱で関係を書く。


南渓がやってきた。
「何をしているのだ?」
「これが今川で、こちらが松平・・・・
  こうなると今川は、武田に立ち向かうために松平と手を組むことに
  ・・・・・」
「うむ。あり得る話だな」
「武田はこうなることを考えなかったのでしょうか。そもそも上杉との
 戦いのために今川と手を組んでいるわけで、まだその戦は続いていま
 す。ここで、今川を切れば武田は南北に敵を作ることになります」
「武田は北条とも手を組んでいるから…」
「しかし、北条は今川とも組んでいます。だから〜〜〜〜うーん。どうな
 るのだ?あ〜あ!皆んな仲良くしてくれればいいのに!」

直虎は混乱した。


●牢屋
男は牢屋で飯を食べていた。
男は、傑山に話しかけた。
「どうして、あの尼小僧様は、御領主なんかをされているのですか?」
傑山は睨んだ。
男「そのくらい教えてくれてもいいじゃないですか〜」
傑山もしかたない。
「度重なる戦により、井伊には直系の男子がいなくなってしまっ
 てな。」
「ああ。旦那を亡くして出家した後家さんが息子の後ろ盾に」
「いや、直虎様は先先代の御領主のひとり娘で、出家したのは十
 の時だ。」
「十で?」
男もたまげた。
「結婚を誓った相手の父親が謀反を起こしてな。だが、直虎様は他の
 誰とも結婚はしないと言って出家されたんだ。今はその許婚の息子
 に、井伊を引き継げるように頑張っておられるのだ。」

「はあ? そいつはてめえの息子じゃないんでしょ?」
「そうだ。直虎様は井伊のお家のためにしか生きていないのかも
 しれない…」
「家なんざ、そこまでして守らなければいけないのですかねえ。よく
 分からないなあ。」
「…幸せなのかのう」
「お坊様も分からないのか?」
「ただ、直虎様は竜宮小僧だから、そのようにしか生きられないのだろう」
「竜宮小僧?」
傑山が眉をひそめた。
「お前、落ち着いておるなあ。明日処刑されるかもしれない身なのに」
「かようなことをしていれば、常に覚悟はしておりまんすんでのう」

傑山は六左と代わった。


●中野家
稽古中である・
「筋がわるいのう。・・・俺の弟は思えない。」

「いちいち、気にするな。」

その夜、政次が中野屋敷に訪れていた。
直之は、額に汗しながら言った。
「なんの用事ですか?」
「盗賊をとらえた時、近藤殿はどんな様子でしたか?」
「それはもう、その場で斬りつけんばかりの勢いでした。
  それが、なにか?」
「やはり、賊は近藤殿に引き渡した方がいいかと・・・」
「今更ですか?」

「仲間がいる様子なので、井伊で処罰すれば仲間から恨まれるかも
 しれない。面倒なことになりそうだし、・・・・」
「しかし、なんとも情けない話ですなあ。」

「このままでは、近藤殿が怒鳴り込んでくるのは目に見えている。
 事が大きくなる前になんとかしなければ」

「では、近藤殿には私から連絡しておきましょう」
と政次が言った。


●龍たん寺
直虎は母に相談いた。
「間者にしてはどうか?」
「逃げ出してしまったら、元も子もない。・・・・」
祐椿尼とたけも考えていたが、なかなかいい考えが浮かばない。
直虎が子供たちを前に問答した。
直次「木を盗んだものに与える罰でございますか?」
「わたしは、その者に罰として井伊で働いてもらおうと考えている。
 皆んなならどんな罰を与えるか?」

亥之助「自分の代わりに、習字をさせます」
「それは自分のためではないか。いや、自分のためにすらならないぞ。」

「木を植えさせましょう。
 木を切ったのならば、木を植えさせたらどうでしょうか」

「馬をかわせます」
「虎松、何かないか?
「・・・木を切ったのなら、木を植えさせたら、どうでしょう。」
「ぜひ、それもやらせよう!」
と、声高に言った。
「ほかにはないか?直久はどうだ?」
「先日とらえた賊への罰を考えているという事ですよね?」

直久は、直之の弟とは思えないくらいひ弱な感じ・・・・。

・・・昨晩、政次と兄が話しているのを耳にしたというのである。
「私に内緒で引き渡そうとするなんて、どういう事だ!」

直虎は慌てて館に戻った。
直之を捕まえるときつく絞り上げた。
「殿がどうしても処罰できないと言うから仕方がないでしょう!」
「但馬の口車に乗りおって。お前は誰に仕えているのだ!」

「今回の事は但馬が正しいかと。武家たるもの、罪人はきちんと裁
かなければなりません」
「うるさい。お前は棒っきれでも振り回しておれ」
直之を突き飛ばした。


●小野館
直虎は小野の屋敷に向かった。
「但馬〜。出てこ〜い。政次!」
庭先で使いに出ようとする家人を見つけ、問い詰めた。
「どこへ行くのか?」
直虎は懐に見える書状を見たのだ。
「早く行け!」
直虎を取り上げようとすると、政次に後ろから羽交い締めにされた。
家人はしぶる。
政次がもう一度大声で命じた。
「早く行け!」
家人は、飛び出して行った。
「戦わないのが最高の方法!」
直虎は政次の手を振りほどいた。
「そう、わたしに教えてくれたではないか。殺しあう前に敵に降参
 させる。そうすれば、人も金も失わずにすむ。つまり、命のやり
 取りで物事を収めるのはいいやり方ではないという事だ!どうか、
 違うか?」

政次は冷静であった。
「偉そうに説教していたお前が、どうして、たかが盗賊一人の命を
奪おうとするのだ!」
「いずれにせよ、後から考えた理屈でしょう。どんな言い訳をしよう
 とも、殿はただ知り合いの血を見るのが嫌なだけでしょう?」
「ああ!嫌だ!わたしは女だから。女は血など見飽きている!」
政次も一瞬うろたえた。
「生きていれば怪我もするし病にもなる。生きているだけいやおう
 なくで血が流れることもある。しかし、他に手立てがあるにもかか
 わらず、わざわざ血を流すなど・・・それを力だ!幼さだ!と言
 うのならば、なんと愚かであろうか!」
「お前が尊敬する孫の書物には、敵の重臣と仲良くし、その国の王
 や民に反逆精神を無くさせ、戦わずにその国を手に入れたという
 が同じじゃ・・。
 わたしの家臣たちは、ぜひそのようにあって欲しいと願っている。」
「言いたいことは言うたか」
「ああ、・・・・」
「では、こちらも言わせていただこう。もし、あの男が虎松をさらったり
 したらどうする?殿が守らねばならないものは何だ?」
直虎がへこんだ。
「瀬戸村に押入られたらどうする?殿が今守るべきものはなんですか?」

直之が飛び込んできた。
「殿、あの男が・・・」

●牢屋・・・トイレの穴
吹き矢で六左衛門を眠らせ、その隙に穴から館の裏手につながる道を
逃げたというのである。

「わずか数日の間にか!」

政次も驚きを隠せない。
「金堀衆でもいるのか?」
直虎は呆然と立ちすくんだ。

「直虎様」
「阿保ではないか。これでは私は阿保ではないか。」
政次「自業自得です」
直虎は頭に血が上った。、
「もう知らん!今度あったらすぐに大峰鋸引きだ。」

●浜名湖
 男は仲間のもとに戻った。
「遅かったから、どうしたのかと心配しましたよ」


●井伊館
政次と近藤・・・・

●駿河今川館
氏真が武田からの書状を受け取った。怒りに手を震わせていた。
「義信殿を跡取りから外し、妹(義信妻)とは婚姻解消させる。」


武田は全く聞く耳を持たないようだ。

「なぜここまで卑劣なことができるのだ。信玄公が父上を追放した時、
 丸くおさまるよう手を貸したのはこの今川ではないか!」

寿桂尼「そもそも自分の親でさえ追放するような卑怯な男です。
 道理など聞いてもせんないでしょう」
寿桂尼は、全く動じなかった。
「西にいるもう一人の恩知らずがおったはずです。そちらとと、
 手を組んではいかがでしょう?」
「松平と?」



●井伊館
「なにかと物騒じゃ。ここの警護を頼む。」
直之に警護を任せていた。

祐椿尼が顔を引きつらせ、直虎の元に駆け寄った。
「よいか落ち着いて聞くのですよ。今、寺に直親の娘と名乗る者が来て
 いるようです。」
「直親の娘?」
直虎はイメージが湧かない。
「えっ!」

●龍たん寺
娘がにこ?・・・
★「高瀬姫じゃ、ござんせんか。」史実では、井伊直親が連れ子し、
 井伊谷に帰ってきた段階で、直虎と会っていたとある。



【2】武田信義のゆかりの地「甲州」
1)信玄像・・・・・・・・・・
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2)武田氏館
@武田神社
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 ★可愛かったので、
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A躑躅か崎西郭=武田義信の住んでいた場所
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3)東光寺=武田義信の幽閉場所
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「武田信玄は三河・遠江に侵攻する。」




箕輪初心:生方▲真田丸15『真田丸第2話「決断」のあらすじ』
http://53922401.at.webry.info/201601/article_18.html

箕輪初心:生方▲真田丸16【真田の選択&武田勝頼の最後の真偽】
http://53922401.at.webry.info/201601/article_19.html


●▲■山梨県のブログ一覧********************

〜〜〜山梨県の旅行〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
箕輪初心:生方▲山梨の旅行33回(観光・登山・歴史散策)
http://53922401.at.webry.info/201504/article_21.html

箕輪初心:生方◆甲州街道甲州編「甲府宿・台ヶ原宿」等
http://53922401.at.webry.info/201504/article_22.html

〜〜〜2050412の山梨の旅〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
箕輪初心:生方▲20150412武田躑躅ヶ崎(現武田神社)前編
https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newsedit.do

箕輪初心:生方▲【武田の騎馬行列】&箕輪城161「箕輪城関係の武将」
http://53922401.at.webry.info/201504/article_14.html

箕輪初心:生方▲甲府【武田の騎馬行列写真集】&「小竹のほうとう」
http://53922401.at.webry.info/201504/article_15.html



〜〜〜城や砦など〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
▲岩殿山=岩殿城
箕輪初心●山梨【岩殿城】=武田勝頼を裏切った小山田氏の山城
http://53922401.at.webry.info/201202/article_5.html

箕輪初心:生方▲山梨【武田氏館=躑躅ヶ崎館】後編
http://53922401.at.webry.info/201504/article_23.html

箕輪初心:生方▲20150412武田躑躅ヶ崎(現武田神社)前編
https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newsedit.do

箕輪初心:生方▲山梨【積翠寺&要害山城】武田信玄生誕の地
http://53922401.at.webry.info/201504/article_24.html

箕輪初心:生方▲【武田の騎馬行列】&箕輪城161
「箕輪城関係の武将」
http://53922401.at.webry.info/201504/article_14.html

箕輪初心:生方▲甲府【武田の騎馬行列写真集】&「小竹のほうとう」
http://53922401.at.webry.info/201504/article_15.html

箕輪初心:生方▲山梨【新府城】:武田勝頼60日の城&出浦盛清
http://53922401.at.webry.info/201504/article_25.html

箕輪初心:生方▲【穴山氏館跡】&穴山信君・武田信吉の生涯
http://53922401.at.webry.info/201504/article_27.html

箕輪初心:生方▲山梨【若神子城】武田信玄の信濃攻略の拠点&
烽火集積地
http://53922401.at.webry.info/201504/article_29.html

箕輪初心:生方▲山梨【獅子吼城】:徳川家康VS北条氏政
http://53922401.at.webry.info/201505/article_1.html

箕輪初心:生方:▲山梨【谷戸城】甲斐源氏祖:逸見清光の居城
http://53922401.at.webry.info/201505/article_2.html

箕輪初心:生方▲山梨【勝沼五郎氏館跡】:武田一族の館
http://53922401.at.webry.info/201505/article_3.html

箕輪初心:生方:▲山梨【風林火山館】&大河ドラマの経済効果&
箱物経営多難
http://53922401.at.webry.info/201505/article_4.html




●武田信玄 VS 北條・今川****************
●駿東の城************************
箕輪初心▼相模&駿河【足柄城】:北条氏の武田氏対策の城
http://53922401.at.webry.info/201412/article_2.html

箕輪初心▼駿河:【深澤城】:今川義元→北条綱成→武田信玄
http://53922401.at.webry.info/201412/article_4.html

箕輪初心▲静岡裾野【葛山城】大森弟系葛山→北条綱成娘婿:
葛山広元→武田信玄6男
http://53922401.at.webry.info/201412/article_5.html

箕輪初心●静岡【興国寺城】:北条早雲築城→今川→
北条の塀和→武田信玄
http://53922401.at.webry.info/201412/article_6.html



●駿河の城*********************
箕輪初心▼静岡:雲見ダイビング&静岡の城
http://53922401.at.webry.info/201308/article_11.html

箕輪初心●静岡【駿府城】=徳川家康3回在住の城
http://53922401.at.webry.info/201111/article_21.html

箕輪初心●静岡【駿府城】@徳川家康3回在城〜徳川家康の死
http://53922401.at.webry.info/201609/article_42.html

箕輪初心:生方▲「真田丸」117【禰津一族&徳川家康
・真田昌幸・真田信幸】
http://53922401.at.webry.info/201609/article_43.html

箕輪初心:生方▲駿河【丸子城】:北条早雲の最初の城→武田信玄の城
http://53922401.at.webry.info/201609/article_44.html

箕輪初心:生方▲遠江【金谷城?→諏訪原城→牧野城】武田・徳川
の遺構が残る城
http://53922401.at.webry.info/201610/article_1.html


====大井川=====================

●遠江の城*********************

箕輪初心:生方▲遠江【高天神城】前編:縄張りが複雑怪奇な凄い山城
http://53922401.at.webry.info/201610/article_2.html

箕輪初心:生方▲遠江【高天神城】後編「本丸→三の丸」
&『歴史:今川→徳川→武田→徳川の城』
http://53922401.at.webry.info/201610/article_4.html

箕輪初心:生方▲遠江『掛川城』:復元木造天守閣が凄すぎる城
http://53922401.at.webry.info/201610/article_3.html

箕輪初心:生方▲遠江『曳馬城=引馬城(浜松城の前身)』&歴史
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箕輪初心:生方▲遠江『浜松城』:徳川家康が17年住んだ居城&歴史
http://53922401.at.webry.info/201610/article_7.html

箕輪初心★小幡一族&熊井土一族&三方原の戦
http://53922401.at.webry.info/201304/article_10.html

箕輪初心●静岡【駿府城】=徳川家康3回在住の城
http://53922401.at.webry.info/201111/article_21.html

箕輪初心●静岡【駿府城】@徳川家康3回在城〜徳川家康の死
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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
いつも直虎の解説ありがとうございます
とつぜんですが
ある日、古城跡に立つ宗春。
『ほとときす 曲輪のうちに ありとても
       かたる姿に 足そ止めけれ』
『たそかれも おいて登れる 箕輪城 
       いつとやいはす なくそ悲しき』
『いぬもまつ 主のかえる 箕輪城 
       岡を登れる たちはなの風』
お城の先生のお話、聞き及びでしょうか?
なにかわかったら、お知らせくだされば幸いです。
それではまた
宗春
2017/05/16 12:50
短歌、冴えてますね。
「岡田先生は先週倒れましたが、今、息子さん宅で療養中。
大丈夫。」と西原氏から連絡がありました。
先日の史料「下柴」、文書館発行の記録集に下文が掲載されています。
宗春様へ
2017/05/17 11:27
やった!ほっとしました。
ところで「下文」とは「くだしぶみ」
つまり翻訳がしてあるって事ですよね?
あとで教えてくださいな
それではまた
宗春
2017/05/17 12:35

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箕輪初心:生方▲井伊直虎・直政73『第19話「罪と罰」』&【甲州の武田氏館など】 城・陶芸・ハイキング・ダイビング・スキー・旅行/BIGLOBEウェブリブログ
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