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zoom RSS 箕輪初心★霧積温泉【金湯館】と文人墨客

<<   作成日時 : 2015/03/24 07:13   >>

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★平成27年(2015)3月22日、軽井沢スキーの帰りに松井田
坂本から霧積川を遡り、車で30分〜〜歩いて20分の霧積温
泉:金湯館の御風呂に入った。明治期には、政財界の要人や文
人墨客で賑わった宿でる。西条八十の詩『帽子』で詠われ、
森村誠一の小説『人間の証明』の舞台になった。文人墨客がた
くさん来ていた。たくさん金湯館さんの写真を使わせていただき
ました。感謝申申しあげます。
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07:50 家〜 軽井沢プリンスホテルスキー場に向かった。
08:30 朝、 峠の釜めし近くの「日之出GS」で金湯館の
  パンフレットをいただいた。

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・4代目:佐藤夫妻?・・・で、経営している。
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09:45 軽井沢で滑った。

13:20 光州苑「石焼きビビンバ」・・★★旨かった。

13:40 軽井沢スキーの帰りに碓氷峠方面を目指した。
碓氷峠を走る国道18号旧道の坂本宿を過ぎた。
でも、微妙な歴史好きの血が騒いだ。

●坂本宿の鑑賞


〜〜〜霧積への道〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●玉屋ドライブイン「力餅」から右折し奥に入っていく。
「約30分程」とパンフレットにある。


●霧積湖

●時には、酷い道を車で上っていく。
 車ですれ違うのがやっとの細い1本道が続く。
 途中、猿にも出合った。

●霧積川に沿ってさらに上った。

●「Mama〜, do you remenber〜? 〜・・・」
★今は、この最初の節しか思い出せない。
ジョー山中の歌う主題歌とともに流れる帽子が山中を飛んでいく
シーンのCMがいまだ記憶に残っている。

「人間の証明」の舞台となった「霧積温泉」・・・・。
森村誠一 の『人間の証明』
西条八十の詩「帽子」
「母さん僕のあの帽子どうしたのでしょうね?
 ええ夏、碓氷から霧積へ行く道で渓谷へ落とした
 あの麦藁帽子ですよ。」
 (★霧積温泉:パンフレットより)
森村誠一はスーパースターとなった。
角川映画「人間の証明」(森村誠一原作)で有名になったのだ。

★一体どこで帽子を飛ばしてしまったのだろうか?
 この下の渓谷であろうか?


●金剛の滝
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●「金湯館」へのゲートは、関係車両のみの通行となる。
「宿泊客は玉屋ドライブインまで送迎もしてくれる。」とあった。
でも、私は日帰り温泉である。

13:50
●松井田 きりづみ館・・・閉館
 最後は駐車場に車をとめた。
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 鼻曲山1654m山麓の標高1000mに位置する「きりづみ館」。
 水車だけが2基あった。建物はない。
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 ひっそりと静かな〜〜〜〜。
 ★30年前〜20年前、登山仲間:横田氏の奥さんの実家であった。
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 きりづみ館は一度荒廃した後、戦後新たに建てられた。
 六角風呂には与謝野晶子の歌碑があったのだ。
  きりづみ館の主人が金湯館の主人は兄弟だった。
 かつて、私は鼻曲山には2回登った。
  きりづみ館・・・懐かしいなあ。
  もう一度入りたかったなあ。

 「きりづみ館」駐車場からは「金湯館」の歩きとなる。
  冬の秘湯・・・いいかもしれない。
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14::00 旧:きりづみ館〜
・嘗て、「玉川時鳥」が多かったのを思いだした。

●1分程で、氷の芸術・・・
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●改修された堰堤・・・5年前?
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・クマ、イノシシ、カモシカもいるので、声をあげながら
 登った。

●鼻曲山登山口
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・道を下っていくと水車が回る金湯館にたどりつく。
・明治16年に建てられた木造2階建ては今も残っていた。
・30分とあるが、15分で歩いた。


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・傍らに福寿草が咲いていた。
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14:20 
●霧積:金湯館・・・
霧積川の最上流部の渓谷にある。
長野軽井沢と群馬の県境(高崎・安中)の鼻曲山1654mの中腹
にある。標高1180mの高所にある。
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 (★明治時代の建築という金湯館3代目の後ろ姿)

・大奧様に
「今日は、日帰り温泉をお願いします。」
と、声をかけた。

・若奧様に700円払った。

「帰り、お茶を飲んでいってください。・・・」
と言われた。
★サービスがいいなと思った。


●目的の一つは看板の写真を撮ることなのだ。
  でも、「日本秘湯の会」看板が見つけられない。
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★明日も、伊豆の「日本秘湯の会」の宿は含まれている
 のだ。


●カルシウム硫酸塩泉
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タイル貼りの湯船には、なんと言ってもかけ流し・・・
ちょっとぬる湯である。
炭酸の発泡が豊富で入ったいる柔らかい湯であった。
 飲泉しても炭酸Caco3カルシウムで胃腸病にも効果があるらしい。
 ちょっと飲んでみた。
 緑色の苔のような水垢は酸化銅であろうか?

●風呂を出て、もう一度温泉成分を確かめた。
無色透明なカルシウム-硫酸塩泉が、
源泉かけ流しでたたえられているのが分かった。




15:00 3代目のお爺さま(佐藤敏行氏)に歴史を聞いた。

・勝海舟・西郷従道・金井之恭などの話になった。
 
・箕輪初心
 「勝海舟は私は嫌いな男ですが、もしかしたら、・・
 などなど・・・15分
 
●勝海舟の碑
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●池・・イワナかと思ったら、ティラピアだった。
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 ★以前、食べたことがあるが、金湯館でも名物として
食事に出しているのだろう

●水車
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15:20 金湯館発〜〜
霧積温泉:金湯館から1km下った。
 きりづみ館まで戻った。


15:30 きりづみ館
川田 順 
西条八十ゆかりの霧積温泉 

@「きりづみ館はつあきの霧積山の石亭 六方のまど霧にふさがる」

A歌人:川田順が訪れた一高時代の詩作品の碑。
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川田 順の詩

  火の山の浅間のふもと
   紅葉照る谷間を縫ひて
  碓氷川あら瀬あお淵
  青く澄み白くは乱る
  露霜のふりにし宿を
  心なくこぼちな果てそ
  山川の清きに居つつ
  何しかも人の世恋ふる
  ぬばたま(夜)の夢に見えたる           
  うつくしの山辺は此処と
  深谷の笹の葉わけて
  尋ね来しわれ等もあるを
  この谷ぞ君がおくつき(奥つ城=墓場)
  忘れても都へ出づな
  紅葉舟しかはね載せて
  水の間に失せば浄けむ
  
  
B副碑
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「霧積温泉は曾て幸田露伴ら多くの著名の士の来遊せし地なり 
 明治三十三年第一高等学校在学中の順は 小山内薫と此処を訪れ 
 洪水のため荒廃せる姿をまのあたりにし 
 この詩を作りしといふ。」とあった。



◆◆ 霧積温泉の歴史&文人墨客 ◆◆
1)奈良時代〜室町時代
「犬の湯」・・・犬が発見。
 ★古代、東山道がここを通っていた可能性がある。
@入山峠(軽井沢スキー場山頂の南の峠)〜
   (武田信玄が築城した碓氷城〜上杉景勝の陣城
   愛宕山城)〜坂本抜ける道
A旧中山道〜熊野神社〜きりづみ館〜坂本
B旧中山道〜熊野神社〜一の字山〜留女夫山〜(鼻曲山)
〜金湯館〜きりづみ館〜〜〜山吹の里〜

箕輪初心◆【東山道B】上野編
http://53922401.at.webry.info/201103/article_17.html

2)鎌倉時代

3)江戸時代
湯治場としても効果大のすばらしい温泉であったので
あろう。

4)明治時代初期
 
・明治16年(1883)「金湯館」が創建。
佐藤虎清らにより開発された。

・明治17年(1884)「金湯館」が創業。
 40軒以上の旅館や別荘があったそうですが、

・明治21年(1891) 
長生館、錦楓閣、渓香館等が建てられた。
  近くに多数の別荘や商店などが開業した。
  霧積温泉は軽井沢が開かれる前は避暑地として賑わっていた。

  小山内薫、与謝野晶子、幸田露伴、西条八十ら多くの
  文人墨客が好んで訪れた。


・明治43年(2013) 大雨。山津波が発生した。
  金湯館1軒だけとなった。
  
・???? きりづみ館が復興された。
戦後に建てられた?
  
・昭和50年(1975) 森村誠一『野性時代』(角川書店)で連載された。

・昭和52年(1977) 映画:「人間の証明」の舞台となった。
故松田優作の顔が浮かぶ。
「野生の証明」・・・


・????年 鼻曲山登山1回目
  私はきりづみ館風呂には入った。懐かしいなあ。
  六角風呂には与謝野晶子の歌碑があったのだ。

・平成19年(2007)9月 台風9号 
霧積温泉へ向かう県道は、土砂崩れで寸断された。
仮復旧までの1ヶ月以上かかった。そうである。
 (★三代目の方の話)

・平成24年(2012)「きりづみ館」閉館
「きりづみ館」の六角形の湯屋には入れなくなった。


・現在・・・金湯館は日本秘湯を守る会に所属している。
  浴槽はタイル張りの内湯のみである。
  

◆◆ 霧積温泉を訪れた有名人 ◆◆
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【1】政財界の要人
●伊藤博文・・・

●勝海舟・・・・・明治20年、皮膚病のため1週間滞在とあった。
倉渕村:小栗上野介の慰霊〜霧積温泉病気平癒〜下仁田戦争
の慰安碑の建立などをしたのかもしれない。

●尾崎行雄・・・・明治7年頃、高崎英学校に、深井英伍や内村鑑三
らと英語を学んだ。おそらくは、その頃には
温泉のことは知っていたかもしれない。

●西郷従道(じゅうどう ・ つぐみち)・・別荘が霧積温泉にあった。
 ★3代目の佐藤さんが教えてくださった明治の温泉地図
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天保14年(1843)5月4日(6月1日)〜 明治35年(1902)7月
・明治6年(1873) 兄:西郷隆盛が征韓論をめぐり下野したが、
    従道は政府に留まった。明治10年(1877) 西南戦争の際、
   従道は隆盛に加担せず、陸軍卿代行に就任した。
 ・以後、薩摩閥の重鎮として君臨した。
  やがて、階級は海軍大将元帥。従一位大勲位功二級侯爵。

●金井之恭・・・伊勢崎の利根川南の世界遺産「田島弥平」の
  家の近くに家がである。戊辰戦争での西軍に味方する
  岩松家を持ち上げたり、三戸天狗党に加担したりした。
 
 


【2】文人墨客

●幸田露伴&幸田成友・・兄弟で金湯館に湯治に来た。

●小山内薫・・・
旧制一高時代に内村鑑三(高崎出身)に入門し、内村の主宰する
 雑誌の編集などを手伝った。東京帝国大学文学部英文科に進学し、
 英語教師ラフカディオ・ハーンの留任運動に加わった。父の軍医
 関係の同僚:森鴎外と交流し、舞台演出、詩や小説を作るように
 なった。2代目市川左團次と共に自由劇場を結成した。
 ★明日掲載予定の「伊豆修善寺物語」と関係がある。
 山田耕筰は親友であった。

●与謝野晶子&与謝野鉄幹・・・
 ★猿ヶ京ホテル・・与謝野晶子文学館
 ★湯桧曽温泉・・・角弥さんの蕎麦をよく食べたらしい。
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●高野素十・・・俳人
「ひつぱれる 糸まつすぐや 甲虫(カブトムシ)」
 「翅(羽)わつて てんたう虫(テントウムシ)の 飛びいづる」
 しか、知らないけれど・・・


●山口誓子・・・俳人

●山口薫・・・・画家:群馬県高崎市箕郷町金敷平出身
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
箕輪初心★高崎偉人伝【山口薫】モダンアート洋画家
http://53922401.at.webry.info/201310/article_25.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

●岡倉天心・・・画家:東京美術学校創立

●前田青邨・・・日本画家:日展等でたくさん見た。

●唐十郎



●西条八十・・・詩「帽子」
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――母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?
ええ、夏碓井から霧積へ行くみちで、
渓谷へ落としたあの麦稈帽子ですよ。
――母さん、あれは好きな帽子でしたよ。
僕はあのとき、ずいぶんくやしかった。
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
――母さん、あのとき、向うから若い薬売が来ましたっけね。
紺の脚絆に手甲をした――。
そして拾はうとしてずいぶん骨折ってくれましたっけね。
だけどとうとう駄目だった。
なにしろ深い渓谷で、それに草が
背丈ぐらい伸びていたんてすもの。
――母さん、本当にあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍に咲いていた車百合の花は、
もうとうに枯れちゃつたでせうね。そして、
秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが鳴いたかも知れませんよ。
――母さん、そして、きっと今頃は、――今夜あたりは、
あの渓間に、静かに雪が降りつもっているでせう。
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いた
Y・Sという頭叉字(頭文字)を
埋めるように、静かに、寂しく――。
(★きりづみ館のパンフレット)
(★母さん、僕のあの麦わら帽子[西条八十]より)

●森村誠一・・・
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・昭和50年(1975)『野性時代』(角川書店)で連載された。
・昭和52年(1977) 映画:「人間の証明」の舞台となった。
故松田優作の顔が浮かぶ。
「野生の証明」・・・


〜〜〜若山牧水シリーズ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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