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zoom RSS 箕輪初心★若山牧水Fロマンチック「沢渡温泉&四万温泉」

<<   作成日時 : 2013/01/28 07:27   >>

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若山牧水は花敷温泉〜小雨〜暮坂峠で休憩〜沢渡温泉「正栄館」
で昼食をとった。そして四万温泉「田村旅館」(泊)
ここの旅館で不快な思いをするのだった。
★ロマンチック
街道は長野県上田市〜軽井沢〜群馬県草津町〜暮坂峠〜
〜沢渡〜四万〜(榛名湖)〜沼田〜金精峠〜栃木県日光
〜宇都宮市に至る全長350kmの街道である。
草津温泉の研究で有名なドイツ人ベルツ博士は、「最もドイツ
に似た自然景観である。」と言ったらしい。また、明治期に
ドイツ文化の影響を受けた街道であるということから、
元草津温泉協会長:中沢晃三氏「が日本ロマンチック街道」と
命名した。 (★ウィキペディアを参照)
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★活用した本・・・土屋文明文学記念館の本
が、見つからない。
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若山牧水 みなかみ紀行:青空文庫にお世話になってます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000162/files/4649_15562.html

   

◆◆ 箕輪初心★若山牧水の上州旅@水上〜川原湯温泉 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201301/article_23.html

◆◆ 箕輪初心★若山牧水の上州旅A「妙義&磯部温泉」 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201301/article_24.html

◆◆ 箕輪初心★若山牧水の上州旅B榛名湖&伊香保温泉 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201301/article_25.html

◆◆ 箕輪初心★若山牧水の上州旅C川原湯温泉&草津温泉 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201301/article_26.html

◆◆ 箕輪初心★若山牧水の上州旅Dロマンチック街道 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201301/article_27.html

◆◆ 箕輪初心★若山牧水の上州旅Eロマンチック『旧六合村」 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201301/article_28.html



G大正11年(1922)10月20日 
※十月二十日
未明に起き、洋燈の下で朝食をとり、まだ足もとのうす暗い
うちに其處を立ち出でた。驚いたのはその、足もとに斑らに雪
の落ちてゐることであつた。慌てゝ四邊あたりを見廻すと昨夜
眠つた宿屋の裏の崖山が斑々として白い。更に遠くを見ると、
漸く朝の光のさしそめたをちこちの峰から峰が眞白に輝いてゐ
る。
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「ひと夜寢て わが立ち出づる 山かげの
   いで湯の村に  雪降りにけり 」

「起き出でて 見るあかつきの 裏山の
   紅葉の山に  雪降りにけり 」

「朝だちの 足もと暗し せまりあふ
    峽間(はざま)の路に はだら雪積み 」

「上野(こうづけ)と 越後の國の さかひなる
   峰の高きに  雪降りにけり 」

「はだらかに 雪の見ゆるは 檜(ひ=ひのき)の森の
   黒木の山に 降れる故にぞ 」

「檜の森の 黒木の山に うすらかに
   降りぬる雪は 寒げにし見ゆ 」

※昨日の通りに路を急いでやがてひろびろとした枯芒の原、
立枯の楢の打續いた暮坂峠の大きな澤に出た。

★現在は、道の途中にいくつも句碑が建てられているのだ。
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★暮坂芸術村
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★暮坂牧場



暮坂峠・・・大理石の詩碑&銅像がある。
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暮坂峠に立つ若山牧水の詩碑「枯野の旅」
「枯野の旅  若山牧水

乾きたる
落葉のなかに栗の實を
濕(しめ)りたる
朽葉(くちば)がしたに橡(とち)の實を
とりどりに
拾ふともなく拾ひもちて
今日の山路を越えて來ぬ

長かりしけふの山路
樂しかりしけふの山路
殘りたる紅葉は照りて
餌に餓うる鷹もぞ啼きし

上野(かみつけ?かうづけ)の草津の湯より
澤渡(さわたり)の湯に越ゆる路
名も寂し暮坂峠


若山牧水は静かな情景に感動し、長い休息をとった。

◆◆ 箕輪初心◆草津温泉→尻焼温泉→四万温泉 ◆◆
http://53922401.at.webry.info/201206/article_26.html
★若山牧水のコースは沢渡温泉→四万温泉だ。
暮坂峠を越える
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★俺って5回目かな? 
くだらない坂コース=暮坂コースは・・・


峠から先は山道がしばらく続いた。
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県道中之条草津線=県道55号線は真田幸村の父:武藤=
真田昌幸が、父:真田幸隆に命じられ、岩櫃城攻略のため、
永禄6年(1563)に長野原から侵攻した暮坂峠のあるコースで
ある。有笠山の砦の攻撃から始まった。


大岩学校
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「人過ぐと 生徒等はみな 走せ寄りて 
垣よりぞ見る 学校の庭の」

「われもまた かかりき村の 学校に 
この子等のこと 通る人見き」



★有笠山砦・・大岩不動尊
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★真田昌幸=幸村父は何を考えたのか?




●沢渡温泉
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※「峠を越えて約三里、正午近く澤渡温泉に着き、正榮館と
いふのゝ三階に上つた。
此處は珍しくも双方に窪地を持つた樣な、小高い峠に湯が湧い
てゐるのであつた。無色無臭、温泉もよく、いゝ湯であつた。
此處に此の儘泊らうか、もう三四里を歩いて四萬しま温泉へ廻
らうか、それとも直ぐ中之條へ出て伊香保まで延ばさうかと二人
していろいろに迷つたが、終つひに四萬へ行くことにきめて、
晝飯を終るとすぐまた草鞋を穿いた。」


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正栄館は今はない

箕輪初心の行った沢渡温泉
@丸本旅館・・・2回宿泊
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A共同浴場

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★箕輪初心・・「草津の上がり湯なのだ。」
         

沢渡神社の万葉句碑・・・上野国万葉歌碑25+1の句
「沢渡の てこにゆきあひ あか駒が
   あがきをはがみ こととはずまむ 」
   てこ=手児=美少女・・・



●下沢渡分岐

★りんご園・・・高校の同級生・後輩の家家。

内山城=仙蔵砦・・・真田昌幸が攻撃
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 若山牧水は歴史には、まるっきり知識量が情けない。
 こんな歴史もグルメも中途半端な紀行文・・
 …おいらの客の来ない旅行ブログで有る。
 でも、人気あったのが不思議である。


★四万湖

★四万の甌

●四万温泉


★山口旅館


★積善館のTV・・・たくさんあるのだ。
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※「私は此處で順序として四萬温泉の事を書かねばならぬ事を
不快におもふ。いかにも不快な印象を其處の温泉宿から受けた
からである。我等の入つて行つたのは、といふより馬車から降
りるとすぐ其處に立つてゐた二人の男に誘はれて行つたのは
田村旅館といふのであつた。馬車から降りた道を眞直ぐに入つ
てゆく宏大な構への家であつた。

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とろとろと登つてやがてその庭らしい處へ着くと一人の宿屋
の男は訊いた。
「・・・どの位ゐの御滯在の御豫定でいらつしやいますか。」
「いいや、一泊だ、初めてで、見物に來たのだ。」
と答へると彼等はにたりと笑つて顏を見合せた。
 そしてその男はいま一人の男に馬車から降りた時強ひて私の手
から受取つて來た小荷物を押しつけながら早口に言つた。
「一泊だとよ、何の何番に御案内しな。」
さう言ひ捨てておいて今一組の商人態の二人連に同じ樣な事を訊
き、滯在と聞くや小腰をかゞめて向つて左手の溪に面した方の新し
い建築へ連れて行つた。
我等と共に殘された一人の男はまざまざと當惑と苦笑とを顏に
表して立つてゐたが、
「ではこちらへ。」
と我等をその反對の見るからに古びた一棟の方へ導かうとした。
私は呼び留めた。
「イヤ僕等は見物に來たので、出來るならいゝ座敷に通して貰ひ
度い、たゞ一晩の事だから。」
「へ、承知しました、どうぞこちらへ。」
案のごとくにひどい部屋であつた。小學校の修學旅行の泊りさ
うな、幾間か打ち續いた一室でしかも間の唐紙なども滿足には締
つてゐない部屋であつた。疊、火鉢、座蒲團、すべてこれに相應
したものゝみであつた。
私は諦めてその火鉢の側に腰をおろしたが、K―君はまだ洋傘を
持つたまゝ立つてゐた。
「先生、移りませう、馬車を降りたツイ横にいゝ宿屋があつた樣で
す。」
人一倍無口で穩かなこの青年が、明かに怒りを聲に表はして言ひ
出した。
私もそれを思はないではなかつたが、移つて行つてまたこれと同
じい待遇を受けたならそれこそ更に不快に相違ない。
「止さうよ、これが土地の風かも知れないから。」
となだめて、急いで彼を湯に誘つた。
 この分では私には夕餉の膳の上が氣遣はれた。で、定つた物の
ほかに二品ほど附ける樣にと註文し、酒の事で氣を揉むのを慮つて
豫じめ二三本の徳利を取り寄せ自分で燗をすることにしておいた。
やがて十五六歳の小僧が岡持で二品づつの料理を持つて來た。
受取つて箸をつけてゐると小僧は其處につき坐つたまゝ、
「代金を戴きます。」
といふ。
「代金?」
と私は審いぶかつた。
「宿料かい?」
「いゝえ、そのお料理だけです。よそから持つて來たのですから。」
思はず私はK―君の顏を見て噴き出した。
「・・・君、これは一泊者のせゐのみではなかつたのだよ、懷中
を踏まれたよ」


箕輪初心の行った四万温泉
@山口旅館・・・2回日帰り・・・阿弥陀仏の石碑・・

A共同浴場・・・4回
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B四万グランドホテル・・2回宿泊
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田村と経営者は同じらしい。
 「たむら」・・・いい宿ですよ。


C国民宿舎・・・・・1回宿泊



★日向見薬師堂・・・真田信之の寄進・・・
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H10月21日
十月廿一日
朝、縁に腰かけて草鞋を穿いてゐても誰一人聲をかける者もな
かつた。帳場から見て見ぬ振である。もつとも私も一錢をも置か
なかつた。旅といへば樂しいもの難有いものと思ひ込んでゐる私
は出來るだけその心を深く味はひたいために不自由の中から大抵
の處では多少の心づけを帳場なり召使たちなりに渡さずに出た事
はないのだが、斯うまでも挑戰状態で出て來られると、さういふ
事をしてゐる心の餘裕がなかつたのである。
面白いのは犬であつた。草鞋を穿いてゐるツイ側に三疋の仔犬
を連れた大きな犬が遊んでゐた。そしてその仔犬たちは私の手許
にとんで來てじやれついた。頭を撫でてやつてゐると親犬までや
つて來て私の額や頬に身體をすりつける。やがて立ち上つて門さ
きを出離れ、何の氣なくうしろを振返ると、その大きな犬が私の
うしろについて歩いてゐる。仔犬も門の處まで出ては來たがそれ
からはよう來ぬらしく、尾を振りながらぴつたり三疋引き添うてこ
ちらを見て立つてゐる。
「犬は犬好きの人を知つてるといふが、ほんたうですね。」
と、幾度追つても私の側を離れない犬を見ながらK―君が言つた。
「とんだ見送がついた、この方がよつぽど正直かも知れない。」
私も笑ひながら犬を撫でて、
「少し旅を貪り過ぎた形があるネ、無理をして此處まで來ないで
澤渡にあのまゝ泊つておけば昨夜の不愉快は知らずに過ごせたも
のを・・・。」
「それにしても昨夜はひどかつたですネ、あんな目に私初めて遭
ひました。」
「さうかネ、僕なんか玄關拂を喰つた事もあるにはあるが……、
然しあれは丁度いま此の土地の氣風を表はしてゐるのかも知れな
い。ソレ上州には伊香保があり草津があるでせう、それに近頃よ
く四萬々々といふ樣になつたものだから四萬先生すつかり草津
伊香保と肩を竝べ得たつもりになつて鼻息が荒い傾向があるの
だらうと思ふ。謂はゞ一種の成金氣分だネ。」
「さう云へば彼處の湯に入つてる客たちだつてそんな奴ばかりで
したよ、長距離電話の利く處に行つていたんぢやア入湯の氣持は
せぬ、朝晩は何だ彼だとかゝつて來てうるさくて仕樣がない、な
んて。」
「とにかく幻滅だつた、僕は四萬と聞くとずつと溪間の、靜かなお
ちついた處とばかり思つてゐたんだが……ソレ僕の友人のS―ネ、
あれがこの吾妻郡の生れなんだ、だから彼からもよくその樣に聞い
てゐたし……、惜しい事をした。」
 路には霜が深かつた。峰から辷つた朝日の光が溪間の紅葉に映
つて、次第にまた濁りのない旅心地になつて來た。そして石を投げ
て辛うじて犬をば追ひ返した。不思議さうに立つて見てゐたが、や
がて尾を垂れて歸つて行つた。



沢渡神社のおまけ・・・万葉の歌碑
  上野国の万葉歌碑は25が定説である・
 しかし、26番目があるのだ。
 俺には、腐ったミカンであった




●中之条駅・・・11時

十一時前中之條着、折よく電車の出る處だつたので直ぐ乘車、
にいた吾妻川に沿うて走る。この川は數日前に嬬戀つまこひ村
の宿屋の窓から雨の中に佗しく眺めた溪流のすゑであるのだ。

●渋川駅・・・・12時
澁川に正午に着いた。
東京行沼田行とそれぞれの時間を調べておいて驛前の小料理屋に
入つた。此處で別れてK―君は東京へ歸り私は沼田の方へ入り込む
のである。
看板に出てゐた川魚は何も無かつた。鷄をとり、うどんをとつて
別杯を擧げた。輕井澤でのふとした言葉がもとになつて思ひも寄ら
ぬ處を兩人ふたりして歩いて來たのだ。時間から云へば僅かだが、
何だか遠く幾山河を越えて來た樣なおもひが、盃の重なるにつれて
湧いて來た。
★また、酒を飲んだのだ。

●渋川駅発・・・15時
※午後三時、私の方が十分間早く發車する事になつた。
手を握つて別れる。

   
★若山牧水 みなかみ紀行:青空文庫にお世話になってます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000162/files/4649_15562.html


★明日は若山牧水G猿ヶ京&法師温泉かな?

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